離乳食が始まってからずっと続く、子供の食事。
みなさんはどんな事で悩んでいますか?悩みなんて全然ない!という人は少ないのではないでしょうか。
その中でもダントツで多いのは、好き嫌いの悩みだと思います。色々な食材を食べて欲しい!もうどうして食べないの!!と日々イライラしている方も多いのでは?!
なぜ好き嫌いが出てくるのか
あれ?ちょっと前までは食べてくれてたのに。と感じる事って多くないですか?
特に幼児期では離乳食ではパクパク食べていた物を食べなくなる等が出始めます。 それは自我の現れで自己主張ができるようになってきたからです。
幼児なりの理由
味が気にくわない、食感が嫌だ、色が嫌だ、この形が嫌いだ、などなど幼児なりの理由があるんです。
苦味や酸味は本能的に毒素として認識するよう脳が反応するので、食べないお子様が多いようです。これも経験の積み重ねによって食べられるようになっていくのです。
▼子どもの免疫力を落とさないためにも、食事はとっても大事!
嫌いなものはどうやって食べさせればいいのか
嫌いな物に、より触れたり、知識を得る事でとっつきやすくなり食べてみようかな、と思うようになるというデータがあります。
例えば保育士さんなら
保育士さんであれば、保育の時間の中で、 野菜が出てくる絵本や手遊び、制作物などを積極的に作り、 日ごろから野菜に興味を持つ環境を作ると良いです。
例えばお母さんなら
お母さんであれば、一緒にスーパーに行って、 野菜の名前を当てっこしながら野菜を見せて触らせる、選ばせる。あるいは、 料理のお手伝いをしてもらうのもいいですね。
そして「〇〇ちゃんが選んでくれたほうれん草、美味しいね!」など褒めちぎって食べましょう。
すぐには食べないかもしれませんが、続けていると効果はあるはずです!
▼少し臨床心理を学べば、子どもが嫌いなものも食べてくれるかも!
好き嫌いがあっても怒らないで!
子供に好き嫌いがあるのは普通のことです。大人も嫌いな物の一つや二つありますよね。
これが嫌いなんだ、と 自己主張できるのも成長の一つで喜ばしいことなのです。 だから、イライラしないで見守ってあげてください。
怒ることでさらに嫌いになる
「何で食べないの!」などと怒ってしまうと、ほうれん草が出てくると、ママや先生はいつも怒る。。。と余計に嫌いになってしまうかもしれません。
食事自体が楽しくなくなれば食べる気も失せてしまいますよね。
▼楽しく食事ができるよう、「誤食」にも気をつけましょう!
味覚が変わるかもしれない。長い目で見守ろう
子供の時嫌いだった物が今は食べられる物ってありませんか?私はあります。
あるきっかけで食べてみて「あれ?美味しい」と思うのです。それからは普通に食べられるようになりました。
まとめ
食事時間は イライラせずに肩の力を抜いて、たくさんおしゃべりして、楽しい時間にしましょう!大人がストレスを抱えていると子供も分かってしまいます。
長い時間をかけて、少しずつ食べられる物が増えていけば、それでいいのだと思います。