手洗いの度にイヤイヤ〜と駄々をこねる、泣きわめく。これは毎日のお子さんの姿に当てはまりますか?どうして手洗いしないんだろう?すぐに終わるのに。
と感じてしまうことかと思います。でも子供なりに、手を洗いたくない理由があるんです。そんな子供達が自ら進んででも手洗いがやりたくなるような指導法をご紹介したいと思います。
どうして手洗いが嫌いなのか。
子供というのは正直なので、魅力的な物が目の前にあると、もうその事しか頭に入りません。
例えば
例えば、 お外から帰ってきたら、自分が好きなテレビ番組が付いていた。 大好きなハンバーグがもうテーブルに置いてある。
このような状況で、子供は手洗いをしたいと思いません。なぜなら、手洗いよりも魅力的な物が自分の目の前にあるからです。
それなのに、ママは手を洗ってからね!と言います。ますます自分の欲求を通そうとしてイヤイヤが始まります。
手洗いが嫌いな子供にオススメなのは、歌!
手洗いが嫌いで、いつも泣いてしまうお子さんにオススメな方法は、 楽しい歌を歌いながら手を洗う方法です。
ビオレuの手あらいの歌
ユーチューブなら動画付きで見せられるので一緒に見て、覚えて、実際に手を洗ってみましょう! 中でもオススメなのはビオレuの手あらいの歌です。
手を洗いながらカメさんや、お山、バイクなど手で形を表現できるので、楽しみながら手洗いができちゃいます。
その他にも手洗いが楽しくできる様々な歌の動画が上がっていますので、是非お気に入りを見つけてあげてください。
幼稚園児くらいのお子様にオススメなのは、実験!
幼稚園児にもなると、どうして手を洗わなくてはいけないのか、の理由もちゃんと分かってきます。
でもバイ菌って目に見えないから、いまいちピンと来ないかもしれません。そこでオススメなのは実験をして、 自分の目で汚れがちゃんと落ちたか見てもらう事です。
実験のやり方
用意するもの: でんぷん糊、ヨード液(うがい薬など)、水を入れた洗面器。
- 手にでんぷん糊をつけて、乾かす。
- いつも通り手洗いをする。
- 水を入れた洗面器にヨード液を入れ、その中に手を入れてみる。
自分の目で確認させる
この実験では、でんぷん糊がきちんと落ちていない箇所は紫色になってしまうんです。自分の目で汚れが確認できると、丁寧に手洗いをするようになる事間違いなしです!
とにかく楽しく手洗いしよう
習慣づけるという事はとても大事で、子供時代に手洗いを習慣的にしていなかった人は、大人になってもあまり手を洗わないそうです。
逆に幼児期に習慣づけると、この先もずっと自然とできるようになるようです。
いろいろな工夫
上記の方法以外にも、手洗いの本を読んだり、手洗いできたねシール帳を作ったり、洗面所に手洗い手順のポスターを貼ったりなど色々できます。少しの工夫で楽しく、そして自ら進んで手洗いができる習慣が身につくといいですね。