待機児童を解消させるための取り組みが多く行われている中、
・銀行保育所の外部解放
・幼稚園2歳児からの一時預かり
この2つが今話題になっています!
銀行で働いていないママさんも使える「銀行保育所」
昨日、銀行内に設けた保育所「銀行保育所」を従業員以外でも利用できるよう金融庁が発表しました。
なぜこのように従業員以外も利用可能になったのか。理由としては、第一に
銀行店舗の立地の良さ!
これを活かして待機児童の解消を狙ったようです。今は幼稚園や保育園といった保育施設のほかにも、このような企業保育所の待機児童受け入れのための政策が注目されています。
保育士側にもメリット
企業内保育は、保護者だけでなく保育士側にもメリットが大きいです。企業内保育士は場所によっては待遇や給与もよく、保育士側が転職する保育施設としても人気が高くなってきています。
↓▼企業内保育士への転職が人気な理由を詳しくまとめてみました。
幼稚園では2歳児の1日8時間以上の受け入れ開始!
銀行保育所の開放とは別に、待機児童解消のために幼稚園も「2歳児の受け入れ」という新しい方針を発表しました。2018年からは、2歳児を対象に長時間の一時預かりができるようになります。
待機児童の8割は3歳児未満
ちなみに、待機児童の8割は3歳児未満だそうです。なので、ここで2歳児を受け入れる事で待機児童を少しでも減少させる事ができます。
↓▼幼稚園:2歳児受け入れへ 「一時預かり」新設 - 毎日新聞
待機児童:解消へ 幼稚園、2歳児受け入れ 「一時預かり」新設 https://t.co/09WbFcyAAA
— 毎日新聞 (@mainichi) 2017年9月18日
今までの幼稚園とは
幼稚園は3歳~5歳児を、朝から午後2時まで預かる事を基本としています。そこから午後5時まで一時預かりも実施していますが、今までは保育所に比べると時間的に短く、共働きで働く夫婦にとっては不便でした。
これからの幼稚園
しかし、2018年から幼稚園は2歳児を1日8時間以上預かる事が出来るようになりました!そのまま3歳児からも幼稚園で過ごせるので共働きで働く保護者にとっては、新しい保育所を探す手間も省けます。
このように様々な保育施設で待機児童解消への政策に取り組んでします。ここで2017年の待機児童問題を一度振り返ってみましょう。
↓▼2017年の待機児童問題について詳しくまとめてみました。
まだまだ必要な待機児童問題対策
3年連続で起こっている待機児童問題ですが、2020には待機児童ゼロを掲げています。待機児童問題を解消するには様々な壁がありますが、このような政策が増えていくことで、少しずつでも問題が解消し、子どもがいる家庭の負担が少しでも軽くなるように、保育士が少しでも働きやすい環境になってほしいものです。