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公務員保育士と私立保育士を口コミからリアル徹底比較!給料・手取り・難易度の違い

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私立保育園の保育士と公立保育園の保育士とでは、地域によって給与に大きな差がつくことがあります。

公立保育士は地方公務員扱いになるため長く勤めると給与が高くなる傾向にあるのです。ではどれくらい給与に差があるのでしょうか?

保育士の給料は高い?低い?

保育士の年収、その全国平均は約320万円となっています。この金額は公立・私立保育士すべての平均額で、全産業の約490万円と比べてもかなり低い年収水準。

保育士はそれほど儲かる仕事ではないのです。

政府が2019年10月から保育士の給料を引き上げる政策を発表してから、保育士の給料には期待がかかっていますが、実際に上がっても数千円でしょう。昇給制度のように毎年上がるわけではなく一時的なものなので、あまり期待できません。

給与が低い割には激務

給与が低い割には激務なので離職者が多いとも言われており、保育士不足も深刻。

保育士の年収が低いことが問題視されており、政府も問題解決に乗り出していますがいまだに効果的な対策は打ち出されていません。

公立保育園と私立保育園の大きな違いは、1番は給料という点でしょう。

公立保育士の年収は?

保育士全体の年収が約320万円なのに対し、 公立保育所の保育士年収(東京都)は約540万円とかなりの高額 になっています。

公務員保育士の給料や手取り

公務員保育士の手取りは、平均月収で見ると347,741円です。私立保育園の平均月収は、222,900円なので約125,000円も違うことになります。

しかし、ここで着目しなければいけないのは、平均年齢だったりします。公立保育士の平均年齢は約40歳。私立保育園の保育士の平均年齢は約35歳です。つまり、公立保育士の方が年齢が高い人が多いため、管理職手当てがついている可能性があるのです。

年齢によっては私立保育園の方が公立保育園よりも高い給料ということもありえます。私立保育園だから給料が低いというのは大間違いですよ。

私立保育園でも給料が高い保育園に転職すれば、公立並みの給料で満足がいく転職ができます。保育士転職サイトには、給料交渉という転職サポートもあるので活用してみましょう。

どの保育士転職サイトでも給料交渉してくれるかというと、コンサルタントによって交渉上手、下手があります。保育園と親交が深く、上手に保育士をアピールしながら給料交渉を行ってくれるのは保育士バンク

公立なんかに負けないしっかりした給料をもらいたいという保育士は、保育士バンクに相談です。

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地方公務員なので給与は高くなる

公立保育所は地方公務員扱いなので長く勤務すればするほど給与は高くなり、安定した地位で仕事ができる安心感もあります。

公立保育園の初任給は、136,830円~162,371円。私立保育園の初任給は130,000~160,000円といわれているのでさほど変わりません。問題は、公立保育園は公務員なので毎年徐々に昇給していくこと。私立保育園は年1回の昇給があるかないかといった感じです。

採用試験の難易度

そのため東京都の公立保育士の募集には毎年多くの希望者が殺到し、その倍率も平均10倍以上とかなり高くなっています。希望者が多い背景には高い年収や手厚い福利厚生、公務員としての安定した地位があるのです。

減少している公立保育士

公立保育士は高給与で手厚い福利厚生が期待できますが、では私立保育士は将来性がないのでしょうか?じつは公立保育園自体がつぎつぎに民営化されている現実があります。高いコストを支払って公立保育士を維持できなくなっているのです。

企業運営保育園の代行

公立公営保育園はどんどん少なくなり、今は運営委託された企業が公立保育園を運営するという世の中になってきています。働く保育士は、民営企業の雇用体系の下、働いています。給料はというと、公立保育園ほど高くありませんが、しっかりした給料を受け取っています。

公立保育園で働きたいと願っている保育士は、募集が少なく難易度が高い公立保育園の募集を待つよりも、企業運営保育園へ転職した方が悩みは解決するかもしれません。

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hoikuma.hatenablog.com

公立の保育士さんは働く場所がなくなる可能性も

そのため保育園で働いていた公立保育士が役場で事務仕事をする、学校の事務員になるなどの配置転換も実際に起きています。公立保育士として働ける場もこの先限られてきそう。

公立保育士のメリットは福利厚生と安定性

公立保育士のメリットはやはり地方公務員としての安定性でしょう。福利厚生も公務員と同等ですので、 将来もらえる退職金や年金額には満足できる可能性が高いです。

一度公務員になってしまえば生涯にわたる雇用は約束されていますので、安定性や確実性を重視している保育士なら狙い目です。

公立保育士のデメリット

けれど他の公立保育園への異動は必ずありますし、公立保育園が民間運営に移行した場合は他の仕事(学校の用務員、役所のデスクワーク)へ異動する可能性もあります。絶対安泰と考えると裏切られた気持ちになるかもしれません。

公立保育士の勤務時間

公立保育園の保育士の勤務時間は、8時から20時くらいまで。実働時間は約10時間に上ります。募集要項では、1日8時間実務と記載されていますが、実際は残業時間がほぼあるということです。

しかも、公立保育園は私立保育園よりも残業時間にうるさいです。公立保育園の保育医師はお役所勤めなわけで、残業はしっかり申請しないといけません。保育園ごとに残業時間は決められているので、よほどのことがない限りサービス残業になるわけです。

公立保育園の保育士の質

最近では、公立保育園で働く保育士の保育の質が水面下で問題になっています。「水面下」というと、私立保育園で働く保育士や保護者サイドから保育士の保育の質が低下しているのでは?といった口コミがあること。

というのも、公立保育士は公務員で年功序列で給料が昇給するシステム。頑張っても頑張らなくても同じ給料なのです。一方、一般企業や私立保育園では頑張ったやる気を昇給審査や賞与査定に入れます。そのため、私立保育園の保育士の方がやる気を出しているように見えるのかもしれませんね。

そういった背景もあり、公立から私立に転職する保育士も年々増えつつあるようです。

また、私立保育園が増えてきて、家庭のように保育する保育園から少人数制で教育にも力を入れて保育するという保育園が増えてきているという時代背景も関係しています。公立保育園は、大人数製の保育で家庭環境に近い保育を実施しています。見る人が見れば、公立保育園よりも私立保育園の方が保育が丁寧と感じてしまうのでしょう。

私立保育士は個性豊かな保育園を選べる

私立保育園は園長の運営方針により雰囲気がガラッと変わるのが特徴。

自分に合った私立保育園に転職

のびのびと園児を保育する施設もあれば、細かい規則で園児や保育士を縛り上げる窮屈な施設もあります。

極端に経費をカットするなどして保育士が離職しやすいブラック保育所が実在するのも現実。そのため 働きやすい私立保育園を求めて転職するという方法もあります。

hoikuma.hatenablog.com

ブラック保育園に注意

給与にどうしても妥協したくない保育士が転職する時は、年収だけに目を奪われないようにしてください。年収基準で求人選ぶとブラック保育園に行き当たる可能性もアップしちゃいます。気を付けましょう。

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いっそ、違う職種へ転職して公立保育士ぐらい稼ぐって手もある!

私立保育園は安いから公立で働きたい!でも、公立保育所の公務員試験に受かる気がしないし・・・、って思っている方も多いでしょう。というのも、公立の試験は年々難しくなっています。

働く地域によって試験内容の難易度も違いますし、採用する人数も異なり1人しか採用しない場合もあります。

それでしたら、一般の保育からは離れた仕事のほうが、公務員なりのお給料が貰える場合もあります。

まとめ

公立保育士と私立保育士は年収に大きな差があるため、公立保育士に人気が集まっています。

ただこの先公立保育園が減ることを考えると、私立保育士が不利であるとは言えません。より 自分に合った職場を探し快適に仕事をする選択もありです。

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