保育士は正社員より派遣で働くほうがメリットあるのかな?派遣で働く保育士は、なんで正社員で働かないのでしょうか。派遣で働きたい保育士が増えているので、派遣保育士のメリットについて書きたいと思います。
保育士が派遣で働くメリット
保育士はずっと同じ保育園で働くもの、という固定観念を打ち壊すのが派遣で働く保育士です。
派遣は派遣会社と契約した保育士が、派遣先の保育園で仕事をするスタイル。
保育園との雇用契約を結んでいるわけではないため、一つの職場に縛られることはありません。
期限が設定されているが更新もできる
働く期間も3ヶ月、半年など期限が設定されていますので、短期間の就労でほかの保育園へと移動していくシステムです。もちろん同じ保育園での就労を希望する場合は更新すればOK。
派遣のメリットは時給の高さ
派遣保育士の場合、そのメリットは時給の高さです。
派遣の場合、時給が1,000~1,600円前後と、割合高めに設定されています。
即戦力になれる保育士向き
派遣の場合は即戦力となる人材を求めているため、すぐに仕事ができることが条件です。
時給が高いのはスキルに対する評価と言えますね。そのため派遣で働く保育士は、新卒の方やブランクのある保育士では仕事がしにくい面があります。ある程度の経験をもち、すぐに現場で仕事ができる保育士は派遣で働くという選択もあります。
残業や自宅に持ち帰っての仕事がほとんどない
保育園で働く保育士の場合、園だよりの作成やイベントの下準備、事務仕事などの一部を自宅に持ち帰っておこなっています。
勤務時間内に終わらない作業は基本的に自宅で処理することになります。この自宅での作業が長くなることもあり、プライベートな時間が短くなってしまうのが悩みという声も聞かれます。
気が楽
けれど派遣の保育士は「ヘルプの保育士」という位置づけなので、責任のある仕事は基本的にお願いしませんし、正職員がする雑用もあまり回ってきません。気が楽だと言えます。
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さまざまな職場を体験できる
派遣で働く保育士は、数か月、数年単位でさまざまな保育園で働くことになります。短い期間ですが多くの経験を積むことで「転職を避けた方が良い保育園もある」「この保育園はとても働きやすい」という見極めができるようになります。
さまざまな職場を体験できるが、教育はしてもらえない
複数の職場を経験しておくことは今後、転職先を探すときに大きな武器になります。派遣の場合、働く期間に限りがあるため、ゆっくり指導してもらえないことがほとんど。経験のあまりない保育士にとって、いきなり派遣で働くのはハードルが高くあまりおすすめできません。
経験やキャリアを活かせる
けれど十分なスキルや経験のある保育士であれば、どのような職場でも柔軟に対応できる可能性大。保育士としての経験やキャリアを活かしたいなら派遣という働き方もあります。
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派遣保育士のデメリット
派遣は賞与がない
派遣保育士は基本的に賞与はありません。残業代はきちんと申告すれば支給されますが、基本的に派遣保育士に残業をさせることはありません。
待遇は派遣先の会社によって違う
休日もしっかり休めます。福利厚生などは派遣先の会社により違いがありますので、転職するときはしっかり確認するのがおすすめ。できれば入職後の待遇などは事前に聞き、メモ書きしておくと良いですよ。
まとめ
派遣保育士はさまざまな職場を経験できるため、これからどのような保育園で働こうかと考えている方におすすめ。どのような職場が向いているかを知ったうえで、転職して正職員として働く道もあります。以上が保育士が派遣で働くメリットでした。
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