近年、保育園や幼稚園は様々なカリキュラムを取り入れており、各園の「特色」として打ち出しています。この特色を見て、我が子を預ける保育園や幼稚園を選ぶ保護者もいます。 今回は取り入れている幼稚園も多く、需要も多い、「幼児体育」について、話していきたいと思います。
「幼児体育」とはどんな事をするの?
幼児体育とは、
「幼児期には幅広く、多様な運動を経験させる」
「動きの洗練化を促す」
「年齢に合った動きの発達を経験させる」
「教える」ではなく、「経験」させるのが目的
といったねらいがあり、簡単に説明すると「子どもを運動好きにさせる!」が一番のねらいとなっています。
将来の金メダリストを育てる!なんて目的ではなく、身体を動かす楽しさを「教える」ではなく、「経験」させるのです。
専門の先生がいるの??
保育園や幼稚園によっては、保育士自らが設定したり、別で「体育講師」を雇う園もあります。体操教室と提携を組んだり、個人で園と契約を結ぶ方もいます。
体操教室の特徴
体操教室などの先生達は、経験や知識も豊富で、器材なども充実していて、子ども達が伸び伸びと身体を動かして運動を楽しませるのがとても上手です。体操教室などは、小学生が放課後通ったりと、かなり需要も多いと思います。
体育講師には資格が必要?
保育園や幼稚園で指導する際に、基本的には資格などは必要ありません。
幼児体育指導者検定
ですが「幼児体育指導者検定」というものがあり、幼児体育指導者の資格は存在します。(資格を有している方が、契約する園としても安心、という場合もあるとは思います。)
体育講師になるなら、子どもの気持ちの1番の理解者に
幼児体育の必要性はどの園も理解しており、運動遊びとして殆どの園が取り入れているカリキュラムだと思います。
幼児体育に力を入れている園は、体操教室や、体育講師と契約を結んでいる場合も多いと思いますが、専門に任せれば良い!という訳ではありません。
知識や技術だけではダメ
知識や技術があっても相手は話を聞かない子ども達。
上手くまとめきれず、やりたい内容が全く進まない、なんて事もありがちです。中には体育が得意な保育士が設定した運動遊びの方が利にかなっていたり、子ども達も落ち着いて、楽しんで参加している!なーんて場合もありありです(笑)
まとめ
子どもの扱い方も上手で、運動も得意な保育士!私はこのスタイルで仕事を続けてきて、園でも重宝されています(自分で言うのも何ですが(笑))
子ども達が運動を好きになる!これは絶対に必要な事であり、私は今後、独立して体操教室を開き、午前は保育園や幼稚園に出向いて指導し、午後は体操教室で、小学生などを対象とした指導を行える幼児体育講師を目指していますよ。
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