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保育士としての私を成長させてくれた出来事「子供たちが教えてくれたこと」

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保育士という仕事は、日々の子ども達の成長を間近で見たり感じたり出来るという本当に素敵な、そしてやりがいのある職種だと思います。

「子どもの成長を見守り、時には援助するのが保育士!」と思いがちですが、子どもの成長を考えていく中で、私自身が考えさせられ、そして大人になった私自身の、人としての成長に繋がったエピソードを紹介したいと思います。

「先生のお皿汚ーい!」

数年前に保育所保育指針の改定が行われ、「食育」に力を入れる保育園が増えてきました。

 

hoikuma.hatenablog.com 
まぁ、食育が推奨されなくても、保育園では毎日の給食の時間に、座る時の姿勢や、食べ方、食具の使い方などは年齢に応じてしっかりと指導を行っていると思います。

「先生も集まれしないとダメだよー!」

私が保育士として働き始めの時、「ご飯のお皿、集まれ集まれして、ピカピカにすると気持ち良いよ」と先輩保育士は指導をしていました。

そんな中「ごちそうさまでしたー」と元気よく挨拶をする子どもに、「先生も集まれしないとダメだよー!」と言われ、いざ自分の食器を見てみるとご飯粒が残っているではありませんか!それからは毎日「集まれ」をするようになりました。

日常生活にも良い影響

やっているようでなかなかやっていない事で、今の嫁さんの手料理を始めて食べた時、米粒一つも残さない私に「ありがとう」と満面の笑みで喜んでくれました。

残ったご飯粒を全く気にしていなかった私を成長させてくれたエピソードでした。

やれば出来る!

1年間で行事というのは多々あります。今回は運動会の時に私自身が成長したエピソードです。

跳び箱や鉄棒など、日頃から運動遊びとして取り入れていた物を、運動会で披露しようと思っていました。

子供たちのまっすぐな気持ち

子ども達は練習の時から「もっと跳び箱やりたい!」と話し、とてもやる気のあるクラスでした。諦めない子ども達に対して、やれば出来る!と言葉を送っていた私でしたが、どこか抽象的な言葉掛けでした。それでも黙々と練習を積み重ねる子ども達。その姿にはとても感動をしました。

結果を気にせず努力すること

結果はどうなるかわかりませんが、成功させる為に私の話を真剣に聞き、練習に取り組む姿勢を見て、愚直に取り組む素晴らしさや、努力する事の大切さを改めて知りました。

まとめ

子どもに色々な事を指導する時に、改めて自分が指導している事を、自分自身が出来ていないかに気づかされました。そして、素直な子ども達に学んでほしい事を大人が実践することで、人間性が高まることに気づきました。

人を育て、自分も育つ。こんなに素晴らしい職業は他にないと思います。