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腰痛持ちの保育士が転職できる職場とは?

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保育士不足、待機児童問題が「社会的問題」として、取り上げられている今日。

なぜ保育士が不足するのか、一番大きな問題は「給与面」だと思いますが、一概に給与の低さだけでなく、給与に釣り合わない、膨大な仕事量に加え、毎日の保育だけでなく、行事に追われるプレッシャー、保護者対応での気遣い。本当に体力的、精神的にもキツイ仕事なのです。

実際は、「保育士が嫌」ではなく、「やりたくても出来ない」という人が多いのかと思います。そして現役の保育士さんも体調を崩すことが多く、精神的な病気や、身体の調子が悪くなる、特に「腰痛」に悩まされる保育士さんが多いのです。

腰痛持ちでは、保育士は難しい!?

現役保育士から言わせてもらうと、腰痛の度合いにもよると思いますが、腰痛がある方にとって保育の仕事はかなりキツイと思います。

屈む、立ち上がるはしんどい

保育士は力仕事も多く、何気にキツイのは「子どもの目線に立つ」事です。自分よりも小さな子どもを見下して話をする訳にはいきません(笑)  時には屈んで子どもの目線に合わせる必要もあります。腰痛持ちの人にとってこの、屈む、立ち上がる、という動作がかなりしんどいのです。

腰痛持ちの保育士。転職を考えるとしたら、どのような職場が良いのか!?

激しく動くと痛むくらいの腰痛なら、事務職やオフィスでの仕事(基本、座ってのデスクワーク)が身体への負担も減ると思います。しかし、今までバリバリ保育士として動いてきた保育士さんは、「事務職は合わない!」って人が多いです(笑)

保育士としてのスキル活かす仕事は

保育士としてのスキルや実務経験を活かすなら、「保育ママ」や「病院内保育施設」がおすすめです。

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「保育ママ」とは?

※自宅で子どもを預かり保育を行います。平成22年には児童福祉法の改正で「家庭的保育事業」として決定化され、自治体の援助も受ける事が出来ます。

保育ママの仕事内容

仕事内容としては、主に3歳未満児を預かり、朝の活動、食事、午睡、おやつ、お迎えを待つ、といった流れで、通常の認可園などの保育の流れとは差ほど変わりません。

各自治体が管理している

また、各自治体が管理しているので、保育士1人に対して、子ども2~3人という、しっかりとした体制もとられており、保育士も3~4人のグループで保育を行うので、かなりアットホームな環境ですね。自宅で保育を行う分、動きも軽減されますし、何より「保育現場で働けている」という充実感は大きいでしょう。

保育ママになるには?

「保育ママ」になるには、地方公共団体から認定を受けなければなりません。各地方自治体によって認定条件は異なってきますが、保育士資格がなくても、各区市町村の研修を受ける事により、認定される事もあります。

また、重要なのは、自宅が預かる子ども達をしっかりと遊べる環境、睡眠のとれる環境、食事提供が可能な環境でなければなりません。

「病院内保育施設」とは?

※いわゆる「病児保育」と呼ばれる施設で、風邪や体調を崩し、保育園に行けない!でも仕事も休めない!といった時に、子どもを預かる施設です。 共働き世帯も増えてきていて、需要も高まってきています。

病児保育の仕事内容

病児保育での仕事内容は、体調を崩した子を預かるので、無理に遊び相手になろうとしたり、生活面の指導などの「保育」は基本的に行いません。体調を崩した子が安心して施設内でサポートしてあげたり、薬をしっかりと飲むように励ましたりなどといった、「情緒面の安定」を第一に考えてあげます。

「保育」というより「看護する」

医療行為に直接携わることはありませんが、医師との連携や、子どもの状態によっては「保育」というより、その子を「看護する」という役目も担います。病児保育は通常の保育園に比べて、動きなどはかなり軽減されますが、体調を崩している子を預かるというプレッシャーはあるかと思います。

病院内保育施設で働くには?

病院内保育施設で働きたいという需要は高く、求人も「非公開」になっている事が多いです。

転職サイトなどに登録する事で、求人の紹介を受けられるサービスもあり、私が利用していた病院内保育施設には直接「保育士募集」のチラシが掲載されていました。(その病院内保育施設の求人は、求人誌などには載っていませんでした)

 

hoikuma.hatenablog.com

まとめ

保育士にとって「腰痛」は天敵でもあり、「腰痛は付き物」と考えても良いと思います。

痛みの度合いは人それぞれで、通院しながらも現役で保育士を続けている保育士さんもいますし、腰痛がひどく、畑違いの職場に「転職」という保育士さんも見てきました。

腰痛が原因で転職!も一つの方法であって、腰痛持ちの身体を理解し、職員全体でカバーし合える環境の保育園があると素敵ですね!!

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