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【コレは効率が良い!!】1年目保育士が知りたい、保育指導案の書き方

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保育指導案は保育目標を明確化させ、具体的に何をしていくかをしっかり計画したものです。

ベテラン保育士ならある程度書き慣れており悩む部分は少なめですが、新人保育士の場合初めてのことなので戸惑いますよね?ここでは保育指導案の書き方についてまとめています。

 

まず長期目標から短期目標を作成

保育指導案は、まず一年の目標(年間計画)を作成してから「月案」「週案」「日案」と作成するのが基本。

作成時のポイント

月案や週案の作成のためには、まず年間目標をしっかり作成することが重要です。年間目標は季節や園児の年齢(発育状況)、保育園の保育方針などを総合的に考える必要があります。

原案を作ったら上司に相談

初めて保育指導案を作成する経験1年目の新人保育士は「どう書けばいいか分からない」と悩むもの。 原案を作ったら上司に相談すると良いアドバイスがもらえます

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週案と日案の作り方

年間計画の中に盛り込んだ内容を、月案・週案・日案に落とし込んでいきます。このとき、 季節や園児の発育、その時期に予定されるイベントなども考えていきます。

例えば

もし2歳児の保育目標に「保育士と一緒に全身を使う運動を楽しむ」と設定されているのなら、夏場は園に設置した小さなプールで全身を使って遊ぶことを盛り込むのも良いですね。

「水遊びをするなどして楽しく過ごす」だけではなく、着替えを一人でできるように指導する、プールの片づけを手伝ってもらうなどの日案を作成します。

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保育園のカラーに合わせた目標作り

年間目標には 保育園のカラーや保育目標を盛りこむことも重要です。「健康で明るい子供の育成」や「のびのびと自己表現できる子供の育成」などの目標を園が掲げているのであれば、それに添った保育目標を作成するのが基本。

例えば

のびのびとした自己表現の自己表現には、絵や文章を書くことだけではなく、粘土や折り紙などさまざまな表現方法があります。それらを考えて細かい月案や週案へプラン作成をおこないます。

園児の発育や日頃の様子をチェックしておく

園児の発育は年齢によって違いますし、個人差もあります。同じ2歳児でもトイレトレーニングが終わった子もいれば、まだまだオムツが外れないお子さんもいるため、同一の保育目標をすべてのお子さんに当てはめることはできません。

年間の保育目標には幅をもたせる

園児の発育状況を加味しながら保育目標の月案や週案を修正することもあります。また発育状況に差があることを考えて、 年間の保育目標には幅をもたせるのもポイントです。

ネット上の保育指導案を参考にしてみる

ネット上には多数の保育指導案が掲載されています。1年目の新人保育士はそれら資料を参考にしながら、具体的な保育指導案を作成しても構いません。

何も案が浮かばないまま時間が経過するくらいなら、 お手本になる資料を参考にしてとりあえず保育指導案を作成してみましょう。

先輩保育士に意見を聞いてみる

保育指導案が出来上がったら、先輩保育士に内容を確認してもらうのもお忘れなく。先輩保育士は長年の実践や経験があるため、より具体的で現実的な保育指導案についてアドバイスしてもらえます。

上手く作成できたとしても確認してもらうことが大事

自分では「これはいいな」と思う案であっても、実践しづらい内容であったり現実的ではない計画を盛り込んでいるケースもあります。客観的に見てもらえる方を味方につけましょう。

▼とはいっても、相談できる先輩がいない・・・そのような職場環境で働いているのは辛くないですか?転職する機会があれば、尊敬できる先輩ができそうな良い環境を求めたほうが良いです。

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まとめ

保育指導案は新人保育士だけではなく、すべての保育士の悩みのタネです。少しでも苦手意識をなくすためにも、ネットや書籍の計画案を参考にしたり先輩から意見を聞くなどして自分に合った保育指導案作りを見につけましょう。