保育園では「(保育)園だより」や「クラスだより」といった親御さんへのお知らせ、おたよりの作成をおこないます。
このおたより作成が保育士の悩みのタネになることもありますよね。このページでは保育園のお便り(お手紙)の書き方、そのコツをまとめています。
- どんなことを書くか決め、相談する
- 上手な先生の書いた文章を参考にする
- 季節の挨拶などネットや書籍で探す
- 文章や構成をある程度パターン化しておく
- 園児の様子を毎日観察しておく
- イラストなど使えそうな素材を集めておく
- まとめ
どんなことを書くか決め、相談する
園だよりやクラスだよりの作成は、苦手意識をもつ保育士や不慣れな保育士にとっては正直ツライもの。最初はどんなことを書くかを決めなければなりません。
記事構成を決める
ネタが思い浮かばない、この内容で本当に良いかどうかわからないときは、 同僚や上司に相談してどんなことを書けばいいのかアドバイスをもらいましょう。
あらかたの記事構成を決めれば、あとは書くだけです!
▼同僚・先輩に相談できなくて辞める保育士も増えています。性格悪いヤツ多すぎ!
上手な先生の書いた文章を参考にする
文章を書くことに苦手意識がある保育士は、 文章を書くのが上手な先生の園だよりを参考にしても構いません。
文章をまるごと写すと大問題ですが「この表現はいいな」と思うところをさりげなくマネするのは有りです。
「真似っこした!」と言われないための配慮を
もちろんその先生にはきちんと申告して「この表現、参考にました」と言う配慮もお忘れなく。人によっては「真似っこした!」と怒り心頭になる方もいます。
保育士は職場の人間関係をなによりも大事にしなければなりません。細かいところまで配慮しましょう。
▼職場の「人間関係」をなによりも大事にしている保育園の特徴って?
季節の挨拶などネットや書籍で探す
園だよりの文章は、ある程度パターン化されています。まずは季節の挨拶から始まりますので、 ネットや書籍から利用できそうな文章を集めておくと実用的です。
園だよりの場合、ネットで広く拡散されることはないので、ネットの文章を多少改変すればそのまま使えます。
参考になる文章を集めておく
同僚に配慮する必要もないので、参考になる文章はネットや書籍から少しずつ集めておくと良いですね。「あ、この記事の内容使える」と思ったらPCやスマホで保存しておくとグッド。
文章や構成をある程度パターン化しておく
園だよりの文章構成は、ある程度パターン化されるものです。最初は季節の挨拶から始まり、課題で終わるのが定番です。
- 季節の挨拶
- 園児の様子やイベントの様子
- 食中毒や感染症への注意喚起
- 今後の保育目標
- 課題
そのときの状況に合わせて記事の内容は多少変わっていきますが、ある程度のパターンを作っておくと楽です。
そのパターンの中に記事の内容を合わせて行けば、あまり時間をかけずに園だよりが作成できるのでお勧め。
▼こっちもオススメ!コツさえつかめば簡単な「保育指導案」の書き方!
園児の様子を毎日観察しておく
園だよりにはイベントでの様子や普段の保育状況、園で流行っている病気、注意喚起などをお知らせすることが多くなっています。
やはり親御さんは、園でのお子さんの様子を一番先に知りたがっているので、普段から園児の様子を観察して、メモにとっておくと後でまとめるのに役立ちますよ。
親御さんの目線に立つ
親御さんの目線に立って記事を書くことが重要です。ただし「○○さんはいつも元気そう」と、特定の園児のことばかり書くと不公平だと思われるので、園児名は出さずに「みんな元気いっぱい」と書くのがポイントです。
▼保護者とうまく付き合う方法5選
イラストなど使えそうな素材を集めておく
園だよりに必須のイラスト。このイラストも普段から少しずつ集めておくとグッド。 著作権フリーのサイトや書籍なら問題なく使えます。
同僚の保育士とイラストのストックを持ち寄る
同僚の保育士とイラストのストックを持ち寄って、気に入ったイラストがどこにあったのか教えてもらう、イラストの交換をするなどすると手持ちの素材が増えて利用しやすくなります。
まとめ
園だよりの作成は慣れない保育士にとって苦行ですが、ある程度数をこなしていくとコツも分かってきます。同僚や先輩からアドバイスをもらいフィードバックすることで、作成もスムーズになります。