保育士1年目は、体力的にも精神的にも戦いの1年になります。やっと慣れてきて、自分でできる仕事も増えてきたころに、教育実習生を迎えることになります。
「まだ自分に自信ないのに…」と不安に思いながらの指導。ポイントをご紹介します。まだまだ1年目の新人と言えど、新人だからこそできることがあるのです!
保育技術よりも、子どもと過ごす楽しさを伝える
慣れてきたとはいえ、まだ1年目。保育技術は先輩に教わりながら習得中だと思います。
その中でも、実習生に保育の仕事の楽しさを感じてもらうために、自分が1年弱保育をやってきた中で、 どんな苦労をし、その結果どんな達成感、喜びを味わうことができたかを伝えられるといいと思います。
言葉より見て感じてもらう
言葉ではうまく伝えられなくても、楽しく子どもと接している姿を見るだけで、実習生は保育士という仕事の楽しさを感じられると思いますよ。
実習生の不安を取り除いてあげましょう
実習生は不安をたくさん抱えてくると思います。
1年目ということは、実習生と年も近く話しやすい存在になれること間違いなし!積極的に話しかけ、実習生ならではの悩みを取り除いてあげましょう。
例えばこんなふうに
1年前に実習生だった時に抱いていた不安は、実際に働いてみるとどのように変わったのか。社会人になって変わったことなど、直近に経験したからこそかけてあげられる言葉があると思います。 親身になって話を聞き、アドバイスをしてあげることも、指導のうちの大事な1つだと思いますよ。
▼保育に不安な人の実体験!1年以内で辞めて転職する保育士って多い。
「就職する前にこれはやっておくべき!」ということを伝えてあげる
実習中は、子どもとの接し方、保育の流れなどを習得することに精一杯。いろいろな先輩からたくさんのことを学ぶと思います。
まずは、保育の楽しさを感じてもらい、実際に保育士になりたいと思えると思えるような指導が大事です。
それに加えて、自分が就職して1年弱働く中で、「これをやっておけば保育に役立てることができた」など、後悔していることはありませんか?
働くまでの道筋を作ってあげる
実習生が園に来るのはもちろん実習期間のみですが、修了後、実際に働くまでの道筋を作ってあげることも指導の1つです。 1年前の自分を思い出し、アドバイスをしてあげましょう。
▼働いてから「資格取っとけば良かった・・・」って思う人もいます。
まとめ
初めての後輩ができるのは、とても嬉しいことですよね。実習生に指導することで、自分自身が学ぶこともたくさんあります。実習生の気持ちに寄り添いながら、時に先輩らしく的確なアドバイスをしてあげましょう!