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【最新版】2017年の待機児童問題どんな感じ?増え続ける待機児童は保育士不足が原因?

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女性の社会進出が当たり前になってきた近年。働く女性にとって、重要な問題があります。それは、待機児童問題。子供を保育所に預けたいのに、預けられない。よって、子供を産みたくても産めない、仕事に復帰したいのにできない、などの問題を抱えている人は少なくないはずです。 2017年はどんな状況なのかまとめてみました。

保育士として働きたくない?!

潜在保育士という言葉はご存知ですか?保育士の資格は持っているのに、保育士として働いていない人のことです。日本には潜在保育士は十分すぎるほどいるんです。それなのに、どうして保育士が不足しているのでしょうか。

保育士として働きたくない理由

その理由は、安すぎる給料、時間外の仕事量が多すぎる、責任が重すぎる、などなど様々な理由から、資格は持っているのに働いていない人が多いんです。 低賃金でありながらの仕事量や負担を考えると、別の職種に就きたくなってしまうのも分かります。

保育士が足りない!争奪戦が繰り広げられる地域も

待機児童解消に向けて、自治体も保育所をどんどん作っています。しかし、働く保育士が集まらない!就職してもほとんどが、その激務から3年未満でやめてしまうそうです。

条件のいい地域に保育士達は流れる

そうすると、児童を受け入れたくても、一人当たりの先生が見られる児童数は決まっているので、受け入れ児童定員は少なくなってしまうんです。 また、より条件のいい地域に保育士達は流れていきます。そすると、その隣の市などの待機児童がいっきに増えてしまう、などという保育士争奪戦からの待機児童問題もあるのです。

2017年度末までに待機児童を解消するという目標は、達成できず。しかし新プランが発表された!!

政府が掲げていた目標、「2017年度末までに待機児童を解消する!」は、安倍首相によって「非常に厳しい状況」と言われ、達成はされずじまいです。

2020年度末までに22万人分の受け皿を整備する

ただし、2017年6月に新プランが政府より発表されました!・2020年度末までに22万人分の受け皿を整備する・予算は2018、2019年度で確保する・2022年度末までに女性就業率80%に対応できるように、さらに増やし32万人分の受け皿を整備する などなど、今後3年から5年に期待したい内容です。是非とも達成してほしいと願っています。

女性の社会進出がしやすい社会になっていってほしい

現状では待機児童問題により、働きたくても働けない女性はたくさんいます。しかし、政府が出した新プランは、女性の社会進出80%を目指しています。これは福祉国家スウェーデン並みの数字です。

女性が抱える問題は多い

待機児童問題が解消しても、マタハラ、ワンオペ育児など女性が抱える問題はまだまだありそうです。しかし時代とともに理解が進みそのような問題も解決され、みんなが気持ちよく過ごせる社会が来るといいなと思います。