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【子どもってこんな事考えてたんだ!】保育士が臨床心理を学んでみて分かった子どもの心理5選

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子どもは日々成長しています。いつまでも赤ちゃんのままではいられません。日々成長する子どもの臨床心理を学ぶと、子どもの行動の裏にさまざまな気持ちや意図が隠されています。ごく一部ですがご紹介しましょう。

 

子どもが嘘をつくときは孤独を感じているとき

保育園で「○○ちゃんは嘘つきだ」と非難されるお子さんがいますが、これはどうしてでしょうか?保育園や友達の前で「昨日、一番新しいゲームを買ってもらった」「夏になったらハワイに行く」など嘘をつく子どもは、周りの子供や保育士から注目を集めたくて嘘をついている可能性が高いと言われています。

うまく人間関係が築けない

手っ取り早く嘘をつけば周囲の人達から注目され、一時的とは言えチヤホヤしてもらえるものです。うまく人間関係が築けないお子さんに見られる心理です。

親に嘘をつく子どもは「親の愛情が足りていない」可能性がある

嘘をつくお子さんは周囲にいる友達や保育士だけではなく、親にも注目して欲しいと思っています。もし「○○ちゃんにいじめられた」「○○先生から悪口を言われた」などありもしないウソをつくときは、親に注目してもらいたがっているのです。

嘘をつく子どもへの対処法

普段から親の愛情を感じていないお子さんは、嘘をつくことで親の関心を惹きつけようとしています。「なんでうちの子は嘘をつくの?」と怒るのではなく、お子さんとの時間をもっと増やす、スキンシップを行うなどが正しい対処です。

「なぜなぜ期」の子どもの心理とは?

「なぜお空は青いの?」「なぜ海の水はしょっぱいの?」「なぜ?なぜ?」など、子どもがたくさんの質問をしてくるなぜなぜ期は3~6歳頃となります。

なぜなぜ期の対処法

この頃は世の中の事に興味が湧き、知りたい欲求が出てくるため次々に「なぜ、なぜ」と問いかけてきます。親としてはうざったい「なぜなぜ攻撃」ですが、丁寧に答えることで親子の絆も深まりますし、子どもの教育にも良い影響を与えます。

寝る子は育つ

良く眠るお子さんは本当に「育ちます」。眠っている間に、お子さんの脳内にある脳内神経ネットワークがものすごい勢いで構築されています。体も成長しますが、脳も一緒に成長していることになりますね。

眠りたいだけ眠らせる

一日に何時間も眠るお子さんだからといって、無理に起こしておくのは良くありません。眠りたいだけ眠らせてあげるのが正解です。逆に夜遅くまで起きているお子さんの方が心配なので、なるべくゆっくり眠れる環境を整えてあげてください。

イヤイヤ期の子どもの心理

2歳ごろにおこるイヤイヤ期、これは第一次反抗期です。ある程度自分の気持ちを言葉で表現できるようになってきますが、それでも上手く言葉にならずその気持ちが「イヤイヤ」になってしまうのです。

イヤイヤ期の対処法

この場合、親は一旦子どもの要求を受け入れたり、子どもの気持ちを代弁したり、また本人が落ち着くまで放っておくなどの対応をしましょう。「イヤイヤ」と言われたからと言って、親が感情的になって子どもを叩く、罵倒するなどすると子どもの心の傷になってしまいます。感情的にならず、軽くいなすようにして一歩引いてお子さんを観察できる目が必要ですね。

まとめ

子どもは赤ちゃんから幼児へと成長するうちに、体に大きな変化や成長が見られます。変化にともなって行動や言葉が変わるのは当然ですし、反抗期もやってきます。子どもが成長するにしたがってどのような変化が起きるのか、ある程度知っておくと対処しやすくなるので、幼児の心理を学ぶことにはかなり意味がありますよ。子どもの行動は広い心で受け止めてあげましょう。