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【役立つ資格】障害のある子の理解を深める!障害のある子と関わる保育士が持つべき資格5つ

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保育園には健康な子供たちだけではなく、障害のある子供も通っています。保育士さんのなかには障害のある子供と接していて戸惑うことが多い人もいるのではないでしょうか。

障害のある子と関わる時に保育士の資格以外にも他の資格を持っていると役に立つことがあります。

専門の知識を身につけることで障害のある子にも対応しやすくなり、保育の質を高めることができます。 障害のある子と関わるうえで、保育士が持っていると役に立つ資格を5つご紹介します。

[役立つ資格1:臨床心理士]

臨床心理士は心理学の知識を身につけカウンセリングを通して心の問題や障害を抱える人をケアします。

受験資格

受験資格を得るのが難しく、指定された臨床心理士養成の大学や専門学校を卒業していなければ試験を受けることができません。保育士として働きながら資格をとろうとする人は、通信制の大学に入るなどの方法があります。

臨床心理士の資格で働ける場所

日本臨床心理士資格認定協会の資格試験に合格すれば資格が取れます。臨床心理士の資格を持っていれば、 精神病院や児童相談所、学校のカウンセラーとしても働くことができます。

▼↓ ちなみに、臨床心理を普段から学んでおくと、障害のある子だけでなく子ども全体の心理が掴みやすくなり保育の幅が広がります。

hoikuma.hatenablog.com

[役立つ資格2:臨床発達心理士]

臨床発達心理士は、子供の発達や教育を専門にしたメンタルケアの支援を行い、面接や心理テスト、行動を観察して発達障害の子供の社会適応の問題に取り組みます。

発達障害とは

発達障害には、注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害、アスペルガー症候群など様々な種類がありますが、その種類によって症状が違うので、障害の症状に合わせた対応をするのに役立つでしょう。

臨床発達心理士の資格で働ける場所

臨床発達心理士の資格を持っていれば、 養護施設や障害者施設、児童相談所 などでも勤務することができます。

[役立つ資格3:医療保育専門士]

医療保育専門士は病気を抱えている子供たちを心身共にケアし、遊びを通して楽しみながら成長していけるようサポートします。

医療やカウンセリングなどの専門的な知識が身につくので、体の障害を抱える子供と接するうえでも役にたつでしょう。

医療保育専門士の資格で働ける場所

医療保育の実務経験が1年以上ある人は、日本医療保育学会の会員になれば講習と論文だけで資格をとることができ、医療保育専門士の資格を持っていれば、 病院保育士や障害児児童施設などでも働くことができます。

[役立つ資格4:認定病児保育スペシャリスト]

あまり聞いたことがない資格かもしれませんが、認定病児保育スペシャリストは日本初の病理保育のプロとして日本病理保育協会に認定された資格です。

短期間で資格がとりやすい

資格を取得するには講座受講と一次試験、病理保育施設での講習と認定試験が必要ですが、他の資格に比べると短期間で資格がとりやすいので、働きながら資格を取りたいという人におすすめです。

認定病理保育スペシャリストの資格で働ける場所

子供の病気に関する適切な看護の仕方や感染症の予防法などを学ぶことができ、体調をくずした子供の世話をする時に役立ちます。認定病理保育スペシャリストの資格を持っていれば、 病理保育施設などでも優先的に採用される でしょう。

[役立つ資格5:精神保健福祉士]


精神保健福祉士は精神的な障害のある人が日常生活を送りやすくなるよう支援する専門職です。資格をとっておけば自閉症や精神障害を抱えた子供の対応に役立つでしょう。

国家資格で難易度も高い

精神保健福祉士の資格をとるには、筆記試験の科目数が多くて試験の難易度も高いといわれていますが、国家資格なので 医療を始めとする福祉や保健関係の仕事に採用されやすくなります。

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まとめ

障害を持つ子供と接する時には、普通の子供よりも細かく臨機応変な対応が求められますが、保育士以外の資格を持っていると役に立つことも多いはずです。

また、他の人が持っていない資格を持っていれば、保育士のキャリアアップにもつながりやすくなります。保育士以外の専門的な知識を身につけて障害のある子に対する理解を深め、役立ててみてはいかがでしょうか。