ツイッターや知恵袋でつぶやかれている辞めたいの気持ちをさぐってみました。辞める理由で1番多かったのは、給料と残業時間。
では、どうすれば辞めたいという悩みが解消できるのか？転職という方法で改善策を見つけていきましょう。辞める時に気をつけること、転職面接での転職理由について上手に答えるコツも紹介しています。
辞めたい理由ベスト5
- モンスターペアレントが怖い
- 先輩保育士が怖い
- 給料がとにかく安い
- 持ち帰り作業が多い
- サービス残業が当たり前
1. モンスターペアレントが怖い
保育士は、体力のある子供の面倒を見るとういう点で肉体的に大変ですが、精神面でつらいと感じることが多い職業。特に、保育園に通わせている親子さんに対してストレスを感じて辞める保育士が多いです。
保護者からの理不尽な要求やクレーム
モンスターペアレンツが理由で辞めた保育士の例を3つ紹介します。
- 子供が鬼ごっこをしていて転んだだけで土下座しろと親から言われた
- 子どもを怒ったら先生が怖いから保育園に行きたくないと言い出し、親が激怒
- 親から「夜寝ないのでうちの子だけ昼寝させないで欲しい」と言われた
こういった親からの苦情を受けるのは日常茶飯事のこと。1週間に3回以上はあり、精神的に病んでいく保育士が多いのが現状です。
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2. 先輩保育士の性格悪い
親だけではなく先輩保育士や同僚に悩まされる保育士も多いです。職場の雰囲気を理由に転職する保育士はたくさんいます。
問題は性格に起因している
「先生」と呼ばれる立場の人間は、社会に出たことがありません。保育園や幼稚園という狭い空間の中で仕事をしています。保育士もその1人。自分の考えが正しいと思っていて柔軟性がありません。
自分の保育のやり方を押し付けてくる先輩保育士が多いので、はむかうようなら陰険ないじめが起きることもしばしばです。
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3. 手取り15万円
保育士は子供の命を預かっている立場なのに給料が低いというのが、1番の転職理由かもしれません。手取りで15万円という保育園や幼稚園は少なくなく、20代、30代、40代、50代とどの年齢になっても年収がほぼ変わりません。
保育士の年収は約323万円といわれていますが、これよりも低い保育士がほとんどだと思います。
園長クラスにならないと給料は上がらない
一般企業であれば主任、部長、課長という役職がつけば手当がつきますが、保育士は学年主任や全体主任になってもほぼ変わりません。
園長クラスにならなければ給料がぐんと上がらないのです。そのため、給料アップのために一般企業や企業内保育士へ転職する保育士も増えています。
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4. 自宅での持ち帰り作業が多い
保育士の仕事は子供を見るだけでは終わりませんよね。4月は入園式、5月は母の日、6月は父の日、7月は七夕さま…など年間を通したイベントがあり、そのイベントごとに園内に装飾をしたり、子供たちと一緒に工作をしなければいけません。 その制作物が大変。
自宅作業は無給
保育園では子供の面倒を見ることで手いっぱいなので、家に持ち帰って仕事をします。制作物に加えて、園だよりも自宅作業。もちろん無給です。
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5. 早朝出勤＋サービス残業当たり前
保育士の勤務時間は、朝8時半～18時頃まで。1日8時間程度ですが、実際は勤務時間後に掃除や洗濯があり、1日1～2時間程度は残業します。しかも、サービス残業。
また、体育会系の考えの保育士が多い園では、出勤の30分～1時間前には園に着いていないといけないという暗黙もルールがあることも。
仕事内容と給料が見合ってない
お昼ご飯はお昼寝中の子供たちの横で静かに食べる、ゆっくりお昼休憩を取っている暇はないです。 割に合わない、と辞めていく保育士があとを絶ちません。
給料が不満という保育士に是非とも使って欲しいのは、保育士バンク。保育士バンクでは、給料交渉を行ってくれます。求人票に載っている給料が本当の給料だと思い込んでいる保育士こそ、使って欲しい転職サイトです。
さらに、保育士バンクのコンサルタントは転職理由も一緒になって考えてくれます。転職面接で、転職理由を聞かれた時、「給料が低すぎたので」なんて本当の理由を言ってはほぼ不採用です。やりたい保育があったからと前向きになる転職理由を答えましょう。面接ではいつも緊張してしまうという保育士こそ、保育士バンクに相談です。
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まとめ
保育士が辞めたくなる瞬間はこちらで紹介した5つ。でも、転職する時に本当の理由を園や転職先に話すのはNGですよ。 あくまでも本当の転職理由は自分の中だけで止め、園には自己都合により、転職先には「理想の保育ができる園だから」と志望動機につなげることが大切です。
過去に1年以内に転職したことがあります。その時私が転職した理由は下記の記事に書きました。