病児保育士とは、病気や病後で保育園や幼稚園に連れていけないお子さんを預かる「病児保育サービス」で働く保育士のことを指します。
病児保育士という資格は存在せず、保育士や医師、看護師などの資格があれば勤務することができます。病理保育士の仕事についてまとめています。
- 今後ニーズが高まる病児保育サービス
- 病児保育サービスは施設型と訪問型があり
- 病児保育士は働き方が選べる
- 病児保育士の給与はどれくらい?
- 病児保育士の求人はどこで探す?
- 病児保育で働くメリットとデメリット
- まとめ
今後ニーズが高まる病児保育サービス
病児保育サービスは、病気になり保育園・幼稚園に行けなくなったお子さん、ご両親が面倒みれないお子さんをご両親に代わって保育するサービスです。
どうしても仕事を休むことができないけれどお子さんは病気になっている、そんなときに役立つサービスとして浸透しています。
小さいうちは病気になりやすい
体の小さなお子さんは病気に対する抵抗力が弱く、さらに集団生活をしていると何かと病気をもらってくることが多いため、病児保育サービスには安定したニーズがあります。
病児保育サービスは施設型と訪問型があり
病児保育サービスは大きく分けて施設型と訪問型があります。
施設型
施設型は一般の保育園や幼稚園のように施設を整えて病気のお子さんを受け入れできるスタイル。
訪問型
そして訪問型は個宅に保育士がやって来て自宅内で保育するパターンです。自宅から外に出なければ他のお子さんに病気をうつすリスクもありませんし、住み慣れた場所で保育できるのでお子さんも落ち着いて生活できるメリットがあります。
病児保育士は働き方が選べる
病児保育士を募集している施設や訪問型サービスでは、正職員だけではなくパート社員を募集している場合もあります。「週に3日しか働けない」「1日5時間の勤務でもいいかな?」そんな希望も転職先の病児保育サービスとの話し合い次第で十分可能です。
仕事を自宅に持ち帰ることもない
現在、保育士はどこも人手不足。多少無理に思える勤務条件でも転職できるのが魅力です。保育園での仕事とは違い、イベントの準備や園だよりの作成などはありません。自宅に仕事を持ち帰ることもないので気が楽です。
病児保育士の給与はどれくらい?
病児保育士の給与は一般の保育士と大きな差はありません。月給は約18~25万円前後が相場となっているため、年収ベースで言えば300~350万円前後となります。保育士の全国平均の年収が約320万円なので、平均的な年収であると言えそうです。
パートで働く場合の給与
パートで働く場合には時給1,000円前後が相場。ただ週4日勤務でも正社員として勤務している病児保育士がいるので、転職先の事業所と給与交渉などをすれば時給や年収が上がる可能性もあります。
病児保育士の求人はどこで探す?
病児保育サービス自体があまり多くありませんので、求人数も限られています。ハローワークでもなかなか思うように探せないのが現状です。
保育士専門の転職支援サイト
そこでおすすめしたいのが保育士専門の転職支援サイト。
保育士の転職先だけに特化した転職支援サイトなので、ハローワークや求人雑誌にも掲載されていない求人情報が満載です。病理保育サービスの求人も集まっていますので、まずは転職支援サービスに登録しましょう。
病児保育で働くメリットとデメリット
メリット
病児保育で働くメリットは、病気のお子さん相手の保育サービスなのでイベントなどを開催せずにすむこと。保育園の雑事がないので 残業や持ち帰っての仕事もなく、プライベートの時間を大事にできます。
デメリット
デメリットはずっと同じお子さんが通ってこないので、一人のお子さんと交流しにくいこと。日替わりで違うお子さんの保育を担当するため、精神的な切り替えができる方でないと難しいかもしれません。
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まとめ
夫婦共稼ぎ世帯が増えるにしたがって、年々ニーズが高まる病児保育。これから注目の働き方です。