ほいくま!

「ほいくま!」は保育士が保育業界について、保育士の仕事、転職、マネー、恋愛、美容、保育時事ネタを配信しています。保育士がもっと豊かに暮らせる世界になあれ!

子供の「自主性・主体性・自発性保育」について、保育士が知っておきたいこと

【広告】このブログの記事はアフィリエイトプログラムを利用した広告を掲載しています。

最近子ども達の中にも、先生の指示がなければ行動に移せない「指示待ち」の子が増えているように思います。又、おとなしく、先生の言うことをちゃんと聞く子は「お利口さん」。

逆に、動き回ったり、先生の話を最後まで聞けず行動に移してしまう子を「暴れん坊」と捉える保育士も多いように感じます。

今回は「自主性・主体性・自発性」について考えてみたいと思います。そもそも「自主性・主体性・自発性」とは何なのでしょうか?

自主性とは

他人からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと」とあります。子ども自ら「よしっ!やろう!」という気持ちが正に「自主性」です。

 
▼子どもの能力をうまく引き出すポイント

hoikuma.hatenablog.com

主体性とは

自分で考えて判断し、行動すること」です。子ども達同士の話し合いで「仲間に入れて」「良いよ」という会話や、一つの遊びから「次は◯◯やってみよう!」と、子ども自らが発言する、こういった行動や、言動が「主体性」です。

 
▼成長に合わせた接し方で子どもを伸ばす方法

hoikuma.hatenablog.com

自発性とは

誰かの指示ではなく、自らの内側から動機を見つけて行動すること」です。子どもの「先生!◯◯やりたい!」と言う発言。これは誰かの指示ではなく、自発的な発言と言えます。

まとめ

「自主性・主体性・自発性」の意味が何となくわかった所で、最初に話した「お利口さん」と「暴れん坊」の子の話に戻ります。

これは私の保育観なのですが、先に話した「暴れん坊」の子は、「自主性・主体性・自発性」がしっかりと育っている子だと感じています。

もちろん、最近はADHDの子や、自閉症スペクトラムの子も増えてきて分かりづらい部分もありますが、子どもの育ちを「自主性・主体性・自発性」の観点から見てみると、「暴れん坊」の子への接し方も変わってくると私は思います。

▼発達障害のことを詳しく説明しています

hoikuma.hatenablog.com