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転職先探しする前に知っておきたい市場価値について

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今の職場では満足ができない時や、キャリアアップを目指す時などに「転職」という考え方が生まれてきます。 しかし転職となると、現状よりも良い条件を求めていくので「採用されないかもしれない」という不安を抱くこともあるでしょう。今よりも条件の良い職場では採用してもらえず、現状の条件と変わらない、もしくは現状の条件よりも悪い職場へ転職してしまうといことも考えられます。

そこで転職を考えたときに知っておきたいことは「自分の市場価値」です。「今の自分はどれくらいの年収を得られるのか」「どういったポジションで働けるのか」ということを知ることで、転職先探しをスムーズに行うことができます。

今回は「市場価値」の必要性や、自分の市場価値を知る方法を紹介します。

なぜ市場価値を知る必要があるのか?

市場価値を知ることで得られる最大のメリットは、「今の自分はどれ程の評価を受けられているのか」を知ることができることです。

例として

例えば、A社に2人の新入社員が入社したとします。1人は高卒、1人は大卒ですが、どちらも初任給が同じです。しかし、お隣のB社では高卒と大卒の新入社員では、大卒の方が高い初任給を提示しています。同じ大卒であれば絶対にB社を選ぶはずですが、「大卒」という肩書きを持った自分の市場価値を知らなければこういった失敗も起こり得るのです。

これはかなり極端な例ですが、自分の市場価値を知っているのと知らないのとでは、就職先探しの時点で差が生じ、これは転職活動においても同様です。仕事を始めて転職を考えたまでに、積み重ねたキャリアや取得した資格などがあるはずです。これらを踏まえて「今の自分の市場価値はどれくらいか?」を知ることは重要となるのです。

市場価値を知る方法

現状よりも良い条件の企業と面接を行い、不採用になる。そこで初めて「自分の市場価値はこのレベルに達していない・・・」と気づくのも一つの方法ですが、「不採用」というのはダメージも大きく、その後の転職活動にも影響が出てしまいます。

転職サイトの「スカウト」サービス

そこで、ダメージを負わずに自分の市場価値を知る方法を紹介します。それは転職サイトに登録をして、「スカウト」というサービスを利用することです。転職サイトには履歴書や職務経歴書を公開し、それを見た企業が興味を示せば「オファー」が届くというサービスが存在します。

匿名で公開ができるので、一度面接をして採用か不採用かで市場価値を判断するというリスクも負わなくてすみます。オファーが届いた企業の年収や、働き方の提示などを見れば、今の自分の市場価値というのはある程度把握ができます。

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人材紹介サービスのコンサルタントと面談

他にも人材紹介サービスに登録し、仕事探しのプロ(コンサルタント)と面談をし、今の自分ならどれくらいの企業で働けるのかなどを提示してもらう方法もあります。転職サイトや人材紹介サービスは「転職先探し」だけでなく、自分の市場価値を知るためにも活用ができるのです。

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保育士として市場価値を知る方法

「保育士」の市場価値を知る方法としては、保育士専門の転職サイトなども充実しているので基本的には自分の情報を公開し、オファーを待つという形になります。

しかし、保育業界は年収の差や待遇の差があまり見られないので、現状よりあまり変わらない条件のオファーが来ることが多いです。なので、いまいち保育士としての自分の市場価値が分かりにくいです。年収や待遇があまり変わらない保育業界で、スキルアップなどで転職を考えるのであれば「園長」や「主任保育士」を目指すのも良いでしょう。

オファーが来れば・・・

社会福祉法人の保育園とは違い、株式会社が経営している保育園は、園長や主任保育士は外部から雇われた保育士が多いです。数年保育士としてキャリアを積んだ後、「園長を目指したい」という条件を提示、そういった園からオファーが来れば、「今の自分は園長を目指せる位置にある」という市場価値となります。

病院内保育や、企業内保育など認可園に比べて若干収入面が良い保育施設があります。転職サイトやコンサルタントからそういった保育施設を勧められた際は、現状より市場価値が高まっていると考えられるでしょう。

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まとめ

転職サイトやコンサルタントに現状よりも条件の良い企業を提示してもらっても、必ず採用になるとは限りません。市場価値というのは目で見て分かるものではないということが、厄介な部分でもあります。

自分の市場価値を知る一つの目安として「以前よりも自分の市場価値は確実に高くなった」という瞬間があります。それは、上司に退職することを引き止められた時です。引き止められるという事は必要とされている証拠で、それなりのスキルを持ち合わせていたり、一人の「戦力」として評価されている、よそに行かれては困るという事です。

退職を伝えた時にすぐに受理されるようだと、今よりも好条件を求めることが厳しいともとれます。転職を成功させるためには「今の自分はどれ程の評価を受けているのか」という市場価値を知ることが大切です。