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保育士が育児と両立するなら、小規模保育園?公立?どっちが働きやすい?

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保育士不足や待機児童問題を解消するために、保育施設や働き方がどんどん多様化してきています。特に保育士という仕事は女性が多い職場なので、結婚、出産を機に保育士から離れる人も多いです。一度離れたママさん保育士を再度保育現場へ復帰させるということも、保育士不足を解消させるための一つの課題とされています。

保育士という仕事だけでも重労働なのに、育児もプラスされると世のママさんは身が持ちません。そんなママさん保育士が育児と保育士を上手く両立させるためには、どういった働き方をしたら良いのでしょうか。今回は、「小規模保育園」と「公立保育園」のどちらで働いたほうが両立が可能なのかを検討します。

小規模保育は、育児の両立は可能なのか?

ここからが本題です。子育てと保育士を両立することは容易なことではありませんが、働く場所が小規模保育園であれば両立することは、「十分可能」です。

小規模保育園が育児と両立しやすい理由は?

その理由としては、小規模保育園は預かる子どもが0歳児から2歳児までなので、体力的にも余裕が生まれる、乳児がメインなので行事自体も少なく、運動会や生活発表会などの大きな行事でもそんなに手が込みません。行事の準備というのは保育士の業務の中でも負担の大きい業務の一つなので、それが和らぐ小規模保育園は行事の準備のための残業も少なければ、持ち帰りの仕事などもほとんど皆無でしょう。そういった視点で見ていくと、小規模保育は育児と保育士の両立がやりやすいと言えるでしょう。

ママ保育士向けの小規模保育園の選び方

注意点としては、小規模保育園だからといってどこでも良いという訳ではありません。現在は深刻な保育士不足で、どこの保育園も人材の確保に力をいれています。それは小規模保育園も例外ではありません。勤める小規模保育園が保育士の人数がギリギリ、もしくは足りていないという状況であれば、保育士一人ひとりに降りかかる仕事の負担は大きくなりますし、そうなってくると残業が発生したり、急な休みが取りにくくなることも考えられます。希望する小規模保育園の職員体制なども確認すると良いでしょう。

「小規模保育園」とはどういった施設なのか?

皆さんが想像する保育園といえば「認可園」や「無認可園」、「公立保育園」で、0歳児から就学前の5歳児までを保育する施設でしょう。 しかし、近年、保育士不足や待機児童問題が深刻化していく中、その問題を解決するために様々な施行が施されています。

2015年には「子ども・子育て支援制度」という制度がスタートし、今までは0歳児から5歳児までを預かる保育園を「認可園」としていましたが、この制度が始まったことで、「地域型保育事業」が作られ、0歳児から2歳児までを保育する施設も認可園として認められることになりました。

この地域型保育事業というのが「小規模保育園」のことを指し、待機児童の最も多い0歳児から2歳児の受け入れを目的とした保育施設なのです。小規模保育園は需要が高く、2015年以降は認可園として国や自治体から補助を受けられるようになったので、施設自体も増加傾向にあります。

公立保育園で働くことで、子育てとの両立は可能なのか?

公立保育園で働くとなると、子育てとの両立は「十分可能」です。その理由としては、私立保育園に比べて公立保育園は保育内容のレベルが一定というところにあります。

私立保育園はやりがいはあるが、行事前は毎日が残業

私立保育園の運動会や生活発表会はとてもレベルが高く、年長児にもなると難しい楽器を演奏をしたり、跳び箱8段を跳んだりと子どもの可能性には驚かされます。日々の練習、指導を繰り返し、本番で子ども達が力を発揮した時の感動や、保育士としてのやりがいというのは物凄いものがあるでしょう。私もそのやりがいにとりつかれた一人です。

しかし、これだけレベルの高い内容を求めていると必ず保育士にはしわ寄せがきます。日々の保育に指導が加わると勤務時間内に仕事が終わるわけがなく、行事前は毎日が残業です。やりがいも必要ですが、こういった状況だととても子育てとの両立は難しいです。

仕事量は圧倒的に公立保育園の方が少ない

一方公立保育園は、そういったカリキュラムを取り入れたり、独自のカラーを出していくということはしません。仕事の量は圧倒的に公立保育園の方が少なく、公務員という立場上、残業もなく土日が休みという好条件です。私立と公立を比べたときに圧倒的に公立保育園の方が子育てとの両立に向いています。

しかし、注意点もあります。公立保育園は人気が故に、希望する地方自治に職員の空きがないことが多いということと、正職員になるためには、試験をクリアする必要があるということです。昇給制度もしっかりと整備されているので、狭き門かもしれませんが、一度試験をクリアすると保育士として一生安泰とも言えるでしょう。

「公立保育園」とはどういった施設なのか?

「社会福祉法人」や「株式会社」が運営する保育園を「私立保育園」、地方自治体が運営する保育園を「公立保育園」と呼び、公立保育園で働く保育士は「公務員保育士」と呼ばれます。

公立保育園は0歳児から就学前の5歳児までの子どもの保育を行ったり、場所によっては4歳児までという所もあります。多彩なカリキュラムや幼児教育を取り入れ、独自のカラーを出す私立保育園とは違い、公立保育園は特別なカリキュラムを取り入れたりすることもなく、保育内容のレベルはほぼ一定です。

正社員以外や時短正社員、時短勤務で働く

ただ、小規模保育でも公立保育園でも、保育士と育児の両立は難しいと感じる方は多いことでしょう。特に、共働きで旦那さんの協力を得られないという方は限界と感じているはずです。そんな方は、保育士と育児を両立させるには、フルタイム以外で働くことを検討してもよいと思います。

  • 時短正社員
  • 派遣
  • パート

時短勤務や派遣、パートだと正社員と比べると給料面が不安と思う方も多いことでしょう。保育士転職サイトでは、園にかけあって希望の給料や時給に交渉してくれることもあります。求人票以上の給料が欲しい、フルタイムではなく時短勤務で働きたいといった希望がある場合は個人で掛け合わずに、転職のプロに交渉をお願いした方がスムーズに行きます。

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まとめ

小規模保育園と公立保育園のどちらが育児との両立に向いているかというテーマでしたが、結論としてはどちらも育児との両立には向いています。育児と両立となると、今まで通りバリバリ仕事に取り組むということは難しくなるので、仕事量が少なくなる両者だと、両立は十分可能でしょう。

しかし、公立保育園は働くこと自体が難しく、小規模保育園は保育士の数が少ないと仕事の量が増えてしまう可能性もあります。「公立保育園だけに的を絞る!」と考えてしまうと、いつまでたっても職員の空きがでず、無職が続くということにもなります。「小規模保育園なら仕事量も少ないし、どこでも良いや!」と考えてしまうと、保育士の数が足りていない時に痛い目を見てしまいます。自分のライフスタイルと向き合いながら仕事探しを行うと良いでしょう。

保育士と育児の両立で悩み、自分の時間が全く持てないと感じている方は、時短正社員やパート、派遣という働き方を検討してみてもよいと思います。保育士転職サイトでは、時短勤務やパート、派遣求人も多数扱っています。給料や勤務時間の条件交渉も得意なので相談してみましょう。

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