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保育士不足なのになぜ?保育士の再就職が難しい理由と再就職を成功させるたったひとつのポイント

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「保育士の再就職が難しいって本当なの?」「保育士はどこも不足しているから、保育士としての再就職は簡単でしょ」と思っているそこのあなた!それは大きな間違いです。こんなに保育士不足がニュースになってるのにおかしいですよね。今回は保育士の再就職が難しくなるパターンや、再就職を成功させる秘訣を紹介します。

保育士の再就職が難しいのは、保育士不足が地域によって異なるから

昨今は「待機児童問題」が社会問題となり、保育士不足が深刻化しています。この話を聞くと「保育士資格があれば誰でも就職できるじゃん」と思いますが、実はこの保育士不足というのは地域によっては不足していない場所もあります。

待機児童数が少ない地域とは

待機児童数が少ない地域というのは、子どもの数に対して保育園の数、保育士の数も足りているので必然的に求人の数も少なくなってきます。そういった地域では再就職は難しくなります。

保育園の数が減少している

保育士が不足している保育園は、子どもの受け入れも出来ません。0歳児3人に対して保育士は1人、1歳児6人に対して保育士は1人というように、保育士の人数に対して受け入れられる子どもの数というのは決まっています。

保育園の数が減少する理由

求人を出してもなかなか保育士が来てくれない、保育士確保が難しくなると子どもを預かることができず、保育園の運営が難しくなり、その結果、閉園するという保育園が実際に増えてきています。このように、保育園の数が減少傾向にある地域での再就職は難しくなるでしょう。

雇用形態が多様化しているので、再就職の正社員のニーズが薄い

保育士不足を解消するために、どの保育園も保育士確保に力を入れています。職員が全員「保育士資格」を所有した保育士であるという事が一番の理想ですが、実際にはそのような状況は難しいです。この保育士不足を解消する手段として、「保育補助」や「短時間勤務」という雇用形態を実用化しているのです。

「保育補助」というのは

「保育補助」というのは保育士資格を有していなくても保育園で働くことができ、担任などは受け持つことはできませんが、保育士の補助を行ったり、作り物を作ったり、園の掃除を行うなどの業務を行います。保育士の業務として一番のネックとなる書類の作成が無かったり、責任ある仕事は任されないことで人気な働き方の一つです。

「短時間勤務」というのは

「短時間勤務」は、フルタイムではなく働く時間を指定して働くという雇用形態です。膨大な仕事量や、残業などが保育士を辞める原因の一つとして挙げられる中、自分の希望する時間帯で保育士として働けるということが人気を集めています。

このように多様化する雇用形態のおかげで、なんとか保育士不足を免れているという保育園も多いというのも現実です。「保育士不足」と言われていても、雇用形態を多様化することでうまく保育士不足を解消している園もあるということが、再就職の難しさにも繋がるのです。

保育士が再就職を成功させるためのポイントとは

ここまで、保育士の再就職の難しさを説明してきました。保育園の数が減っていたり、様々な雇用形態を駆使して職員の確保を行ったり、保育士が不足していない地域もありますが、やはり全国的に保育業界は慢性的な保育士不足と言えます。

hoikuma.hatenablog.com

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「柔軟な考え」と「柔軟な対応」

再就職を成功させるためのポイントとしては、自分が希望している地域の保育園の数は減少傾向にないか、待機児童の数はどうかということを確認しましょう。しかしこの条件をクリアしたからといって必ず再就職が成功するとは限りません。一番重要なのは、「柔軟な考え」「柔軟な対応」です。これまでの保育歴の中で自分なりの保育観や考え方も固まっているでしょうが、それを前面にアピールするのではなく、貴園の方針や保育の考えに賛同できるという姿勢や、受け持つクラスなども固定せず、柔軟に受け入れられる姿勢が大切です。

キャリアの押し売りはNG

どれだけ保育士としてのキャリアがあっても、一度退職しブランクがあるということは忘れてはいけません。採用され、現場復帰ができれば自然と保育観を取り戻し、以前の動きが出来るようになってきます。その時に自分のキャリアが評価されるはずです。採用もされていないのに、自分のキャリアの押し売りは逆に印象を悪くしてしまうので気をつけましょう。

まとめ

昨今は「保育士不足」という言葉が社会的に浸透しています。そんな中「保育士として再度働きたい」と考える人が苦労するなんて思いもしないでしょう。しかし、実際に保育士が足りている地域もあれば、保育士を受け入れる保育園の数が減少傾向にある地域もあれば、雇用形態を多様化し、職員不足を解消している保育園もあります。

もちろん、多少ブランクがあっても保育士資格を有している人、働きながら保育士を目指したい人というのは、ほとんどの保育園がウェルカムな状態です。ですが、今回紹介した再就職が難しいパターンもあるということは頭に入れておくと良いでしょう。

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