面接に行く前に保育士は、逆質問を用意していくと良いでしょう。でも、逆質問の聞き方って難しい。今回は、面接官に「何か質問ありますか?」と聞かれた時の、「NGワード」や評価を高める質問を紹介します。
そもそも質問をしないといけないのか?
「下手な事を聞いて評価を下げられるくらいなら・・・」と考えて、「特にありません」と答えるのも一つの方法でしょう。
他の志望者との差を広げるチャンス
しかし、面接というのは、個人の職務能力や入社意欲、志望度などを知るための機会です。「特にない」という返事は、マイナス面が無いにしても「プラス面も無い」という事になります。志望者が数名いる時には、他の志望者との差を広げるチャンスにもなるはずです。
事前に準備しておく
「何か質問ありますか?」に行くまでの面接の流れにもよりますが、事前に聞いておきたい事をいくつか用意し、積極的な姿勢を見せる事を意識すると良いでしょう。
「NGワード」と、評価を上げる質問の仕方
質問の内容に「NGワード」を入れてしまうと、評価を下げてしまいます。評価を下げてしまう「NGワード」と、評価を上げる質問の仕方を紹介します。
リサーチ不足の質問はNG!
「貴園の保育方針は何ですか?」「貴園はどういった保育内容を取り入れていますか?」こういった園のホームページや、求人票、パンフレットに載っているような事を聞く事はNGです。
こういった質問をすると「調べてから応募して下さい」と思われてしまい、どんなに面接で好印象を与えても、全て台無しにしてしまいます。事前の準備も無しに、無鉄砲な質問はいけません。
HPをチェックすればできる評価をあげる逆質問例
では、この質問で評価を上げる方法は、「貴園の保育内容には○○が取り入れられていますが、どのような工夫をしているのでしょうか?」「貴園の保育方針に○○とありますが、○○という考え方でよろしいのでしょうか?」という風に質問しましょう。
これだと、応募先の保育園の事を事前にリサーチした上で、よりその園の事を知ろうとする姿勢が見られます。
給与面や待遇面を聞く事はNG!
給料や待遇について逆質問するのは、NGではありません。給料や待遇、残業などの質問にこころよく答えてくれない保育園ならむしろやめたほういいかも知れません。
でも、唐突に「残業、どのくらいありますか?」って聞くよりも、好感度が下がらない聞き方があるので、紹介します。
給与面や待遇面の逆質問例
給与面や待遇面を質問する時のポイント
求人票に記載されているが、「それだけでは分からない」という事をメインに伝え、求められた働き方には柔軟に対応しますという姿勢も見せる事が大切です。
ネガティブな姿勢はNG!
「3歳以上児は保育がした経験がないのですが、大丈夫でしょうか?」「ピアノが苦手ですが大丈夫でしょうか?」という、ネガティブな姿勢を見せる質問は確実に評価を下げます。と言っても面接官も鬼ではありません。
何でもこなせる完璧な保育士はいないという事も重々承知しているはずですが、面接時にこういったネガティブな姿勢を見せられると、雇う側も不安な気持ちになってしまいます。
しかし、自分の弱い面を隠し、働き始めてボロが出始めるという人もいれば、自分の弱みを事前に知っておいて欲しいという思いの人もいます。
ネガティブな質問を好印象に変える質問例
そんな時には、「以前勤めていた保育園では主に、乳児クラスを担当してきました。乳児保育の知識や経験を指導していきたいと思っています。幼児クラスの保育に関してはまだまだ知識が浅いので、そういった事を学ぶ機会などはあるでしょうか?」という言い方に変えてみましょう。
こうする事で、自分の弱い面を伝えると共に、「学ぶ姿勢」も見せられます。
まとめ
意外と知らない「逆質問」の落とし穴にはまる人は多いです。「評価を下げたくないから」という理由で質問をしなければ、評価が下がる事がなくても、評価を上げる事もできません。
「逆質問」をピンチと捉えるのではなく、同じ志望者に差をつける「チャンス」と捉えると良いでしょう。
面接のわからないことは保育士バンクに聞くのが良い!
- 自分で質問する時の言葉使いなど丁寧に教えてくれて助かった!
- 面接の時、逆質問しなくてもコンサルタントが気になることを聞いてくれたからよかった。
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