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転職成功者が語る転職に役立つ保育スキル+取るべきキャリアアップ資格

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人気の保育園に転職するなら資格アピールは重要。ここでは、現役保育士が持ってよかったという資格やスキルアップのためにこれから取るべき資格を紹介しています。

結果からいうと、1番使えるのは、幼稚園教諭資格。ただ、幼稚園教諭資格は今から簡単には取得できませんよね。短時間の研修で取得できる使える資格を紹介しているので、スキルアップの参考にして下さい。

短時間の研修でさくっと取れるスキルアップ資格

  • 認定病児保育スペシャリスト
  • 救命技能認定
  • チャイルドコーチングアドバイザー

その他、保育関連の資格には、臨床心理士や保健児童ソーシャルワーカーだったり、障害児保育に関わる資格 もありますが、3年以上の専門学校に通わないといけないなど規約が厳しいです。

以上に紹介した資格は、長くても数十時間の講習だけで取得可能な人気の研修。スキルアップしたい、転職にお有利にしたいという保育士は取得を目標に頑張ってみてはいかがでしょうか?

役立つ「鉄板資格」

身につけた保育スキルは転職先の保育園でも役立つでしょう。次は、取得していると様々な保育施設で役立つ資格を紹介します。

幼稚園教諭

幼稚園教諭免許を取得していれば保育園だけで無く、幼稚園でも働くことができます。保育園と幼稚園は施設が違えど、身につけた保育スキルはかならず役立ちます。

・幼稚園教諭資格は「認定こども園」でさらに役立つ

又、今では保育施設と幼稚園施設を一元化する政策が始まり、「認定こども園」という施設が増えてきています。認定こども園で働く際、「保育士資格」では0歳児〜2歳児までしか保育ができず、3歳児〜5歳児の保育を行うには幼稚園教諭免許が必要になります。

医療保育専門士

日本医療保育学会の会員であれば、講習と論文で認定される資格です。

この資格があれば、元気な子どもだけでなく、入院中の子どもをケアする病棟保育士や、病時、病後の子どものケアを行うことができます。

でも、今すぐに転職したいのに資格なんて取ってる暇はないという保育士もいることでしょう。そういった場合は、面接で持っているスキルを存分にアピールしましょう。

転職の際に役立つ保育スキルとは!?

「資格」を持っていなくても、保育現場で経験を積めば様々な保育スキルが身につきます。現場で培った経験が転職先で役立つスキルを紹介します。

ピアノ

「保育士はピアノが弾けないとダメ!」という認識は古く、今はピアノが弾けなくても保育士にはなれますし、実際に保育現場でピアノが弾けない保育士は多くいます。

「ピアノが弾けなくても大丈夫」とは言っても、やはりピアノが上手な保育士は重宝されます。朝の歌や帰りの歌、食事の歌などを歌う際にはピアノの演奏が必要ですし、発表会では合唱や合奏などでピアノ伴奏が必要になってきます。

ピアノは大きなアピールポイント

保育園によっては「音源を使えば良い」という場所もあるかもしれませんが、「幼児期に生の音を聴かせる」という事の必要性が指針にも挙げられているので、やはりピアノは必要になってきます。「小さい頃からピアノを習っていた」「前の保育園では伴奏も務めていた」という事は大きなアピールポイントになります。

英語が話せる

保育士には英語は必要ないと思われがちですが、実はカリキュラムに英会話を取り入れている保育園はとても多いのです。小学校の授業でも英語が必修になってくるので、早い内から触れさせようという考えもあるようです。

英語が話せる保育士は重宝される

保育士が直接英語を教える保育園もありますが、ほとんどの保育園が外国の方を招いています。「じゃあ英語の指導はしなくて良いじゃん!」となりますが、職員にある程度英語が話せる人がいないと、その講師の方とのやり取りに困ってしまいます。

保育士が英語を話せると、講師ともコミュニケーションが取れて、英語の勉強授業がさらに充実した内容にもなります。そういった面で、英語が話せる保育士は重宝されるのです。

絵画指導ができる

運動会や発表会のように、発表の場がなかなか無い絵画に関しては、力を入れている保育園と、そうでない保育園はハッキリと分かれます。

乳幼児期に絵画活動はとても重要になってきますが、力を入れていない保育園があるのは、「指導が難しい」からです。絵画指導に関しては「○○歳頃にはここまで描ける」という明確な発達段階は無く、指導者次第で描ける、描けないが分かれます。

「指導が難しい」ので絵画指導のスキルは重宝される

コンクールなどで同年齢の子どもの絵を見比べて見ると、かなり差が見られます。この差を知ってしまった保育士は「私はこんなに描かせられない」という気持ちになり、絵画指導に対しての気が引けてしまいます。

多くの保育士は「保育士向けに絵画指導を行ってほしい」「子どもが楽しく絵が描ける方法を知りたい」と思っています。「絵を描くことが好き」「子どもに絵を描かせることが好き」というスキルは、絶対に重宝されます。

年長児を受け持ったことがある

子どもの年齢が上がるにつれて、担当する保育士の数は減ります。年長児(5歳児)になると、子ども30人に対して保育士は1人という設定です。保育士にはなかなか「年長児を受け持ちたい」という人はいません。それは30人を1人で保育すること、30人分の書類作成、保育の準備などがネックになっているからです。

年長児の担任は誰でもできるという訳ではない

毎年、誰を年長児の担任にしようかと頭を抱える園長は多いでしょう。更に問題は、年長児は卒園後、小学校へ進学します。それに伴う書類作成も難しく、何より就学を迎えた子どものケアや、その保護者の悩みなどにも向き合わなければなりません。保育士なら誰でもできるという訳ではないのです。

転職先にはプラスになる

そんな年長児の担任を受け持ったことがある保育士は、かなりありがたい存在となります。もちろん、経験があっても「もう年長は受け持ちたくない」という気持ちであれば話は別ですが、「ぜひ年長児の担任を受け持ちたいです」と言えるようであれば、かなり転職先にはプラスになる人材になるでしょう。

アピールの仕方を間違うとただの自慢

しかし、面接時に「ピアノを幼少期からずっと習っていて…」「帰国子女なので英語で会話できます」など、自分本位でアピールするのは禁物。面接では、具体的にどういった保育で専門スキルを役立てたいのか伝えることが重要です。

いくらスキルがあっても我が強い保育士だと思われれば、不採用になってしまう可能性だってあります。しかし、どうやって自分のスキルをよくアピールすればよいのか分かりませんよね

そんな時は、保育士バンクに相談してみて下さい。保育士バンクでは、保育園の特徴を把握したコンサルタントがどうやってスキルをアピールすればよいのか、具体的なアドバイスをくれます。面接時に聞かれる質問も事前に教えてくれるので、人気の園でも採用されやすいです。

保育士バンク


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▼面接時に聞かれる質問に関する記事はコチラ

hoikuma.hatenablog.com

まとめ

別の保育園へ転職を考える際、保育士なら誰でも取得している保育士資格以外で、どうアピールしていくのかが重要になってきます。「保育士」と一言で言っても、仕事の内容は実に多種多様です。ピアノや運動、絵画や制作などやるべき事はたくさんあります。これを全て極めている保育士というのはなかなかいません。

保育士はチームで動くので得意な人が得意なことをやっていくというのが基本です。日々の保育をなんとなくやり過ごすのではなく、何か一つでもいいので保育スキルを極めて、それをアピールポイントにすると良いでしょう。