「思うように休みが取れない」「子どもの迎えが間に合わない・・・。」
そんな悩みを持つママさん保育士に、朗報です。2018年から、保育士の子どもを最優先で認可保育施設に入れるよう、政府が全国の自治体に要請しました。
保育士の子どもを優先的に認可保育施設へ!
保育士の子どもが最優先で認可保育施設に入ということで、ママさん保育士にはかなり助かる朗報です。入所順位も優先的ですし、自分が働く保育所に子どもを預けることも認めています。
ママさん保育士の離職を減らすため。
保育士資格を持ちながらも、保育士としては働いていない「潜在保育士」は年々増えていて、今現在は約80万人いるとされています。
▼潜在保育士の推移(※平成25年の段階では潜在保育士は76万人)
子育てによる潜在保育士の離職を防ぐ対策
潜在保育士の中には子育てで保育士を辞める方も多いです。今回は、子育てによる保育士の離職を防ぐために、このような制度が申請されました。 果たして、潜在保育士は本当にこの方法で減らせるのでしょうか?
潜在保育士、本当に減らせると思う?twitterまとめ
▼↓ツイッターの反応
潜在保育士を呼び戻そうと色々しているが無駄。
— 保育士辞めたい@ゲス保育士#毒舌 (@izjUHYDTMnSNab2) 2017年10月3日
●給料今より最低でも+10万
●年に2度の完全抜き打ち監査実施。
●連絡帳、余分な書類などを必要最低限に
●保護者の仕事してない日や労働時間の少ない日の預け放題をやめ全国で短時間、長時間の制度の統一
全て実行せねば潜在保育士は戻らない
元保育士のママ友はみんな口をそろえてこう言ってた(´・ω・`)
— みてみて (@look_mam_look) 2017年10月3日
戻るとしても正規職員じゃ戻らないとも。あと、生活できないから保育士から転職したってパパもいた。
どうして「潜在保育士が多い」んだったっけ?(´;ω;`) https://t.co/3V3ZeDmSkM
厚労省は2018年度から、保育士の子どもが優先的に保育所に入れるようにするとのこと。そんな政策で働く保育士が増えるわけがありません。潜在保育士が多いのは、激務でそれに見合う対価が得られないからです。保育士不足解消には、待遇改善により魅力ある職業にすることが何より必要です。
— ブラック企業対策コンサルタント (@toru794) 2017年10月2日
働く人が居ないこと
— 細美里⑅ がんばりましょう! (@hosomisa_No_13) 2017年9月25日
持ち帰りの仕事が多いこと
なんで潜在保育士がこんなにもいるのに現場復帰しないか、
偉そーにしてる人たちにはわからないか。
幼稚園教諭なんて
こどもとあそんでるだけ。
って思われてんだろーな。
今日さ、職場でストレスについて話し合うみたいな時間があったんだけど、大体皆同じような事にストレス抱えてたよね。賃金面と休み関係と上司についてが主だったよね。保育業界では当たり前かもしれないけど、それを当たり前にしちゃいけないんだよね。だから潜在保育士が増えるんだよ。
— りり (@game2max) 2017年10月3日
まずは保育士の就業体制を見直す必要がありそう。
ツイッターの反応でもそうでしたが、保育士の子どもを最優先で預けられたとしても、肝心の保育士の仕事内容や仕事量は変わっていません。
潜在保育士の離職は子育てだけが原因ではない
持ち帰りの仕事が多かったり、とにかく労働力が多く辞めたいと思う保育士が多いので、潜在保育士が増えるわけです。
▼潜在保育士が働きたくない一番の理由はコレ!
まとめ
働いて保育所を探すママさん保育士にとっては、最優先で認可保育園に入れることはありがたいですが、待機児童対策でこの案ができたのであれば、少し違うやり方で潜在保育士を減らす方法を考えなければいけないような気がします。まずは辞めたいと思う保育士を減らすために、保育士の待遇をよくする所から始めてほしいです。