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新卒保育士、初めての仕事の壁あるある

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私は保育士として11年働いており、学校を卒業し、保育士資格も取得!これから念願の「保育士」として働くという若者を個人的にも応援しています。新卒で働くとなると、右も左も分からない状態で、保育士1年目どころか、社会人として1年目です。

そんな新卒保育士が少しでも情報を得て、安心して働けるように、今回は様々な初めての仕事の壁を紹介します。

保育士として働いて分かったこと!「教科書通り」にはいかない!!

私は学生時代あまり勉強をしてないほうでした(笑)と言うのも、学生時代に習う保育の勉強は、活字が多く意味を理解する事がとても難しかったという印象でした。ですが、普通の学生さんは学んだ事を頭に叩き込んで、保育の知識を持って仕事に臨んでいるはずです。

子どもは一人ひとり違う

実際に保育士として働いてみると、学生時代に座学で学んだことが活かされるという場面はかなり少ないです。それは、子どもは一人ひとり発達の成長も違えば、日々様子が変わるからです。

学校で学んだことは間違いではありませんが、実際に子どもを目の前にした時に当てはまらないことがほとんどです。そこで「あれっ!?学校で学んだことと何か違う!」という感覚になるでしょう。

知識だけでなく柔軟な対応が必要

ある程度経験を積み、一人ひとりの発達や様子を把握してきた頃に、「この子には○○が当てはまる」という風に結びついて来ます。なので、保育士として働き始めた頃は、知識だけでなく、一人ひとりの子どもにあった柔軟な対応が必要になってきます。


▼子どもの考えていることがわかってきます。

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書類の作成に追われる

これは新米保育士に限らず、中堅やベテランでもコツを掴まないと苦しむ部分です。保育士の仕事は子どもと接するだけではなく、一人ひとりの子どもの成長を援助するための計画書の作成などがあります。これを「月案」や「週案」「日案」と言い、各園によって書式も異なるので、学校で学んだことと結びつかない場合もあります。

書類作成のポイントは先輩に相談すること

書類作成は、前年度の書類を見て作るという方法もありますが、やはり根本的にその書類の意味や、内容を理解しないことには、一人ひとりに合った書類は作る事が出来ません。この内容を理解するまでにかなり時間を要します。そして理解した時の感動は今でも忘れられません(笑)

新米保育士であれば絶対に分からない内容なので、遠慮なく先輩に質問、相談し、早めに覚える方が、後々楽になります。


▼コツさえつかめば簡単な「保育指導案」の書き方!

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子どもが話を聞いてくれない

これは誰でもぶつかる壁です。保育士を目指す人は「子どもが好き」「憧れの仕事」というように、何かしらの夢を持っているはずです。そして保育士として就職し、子どもが全く話を聞いてくれない。理想と現実のギャップに苦しむ時期があります。涙を流して悩みを打ち明ける後輩を何度も見てきました。

本気に悩みすぎないことが大切

11年保育士を続けてきた私も、新米の頃はかなりナメられていました(笑)

誰でも通るべき道なのです!あまり本気に悩みすぎないことが大切です。特に年長児にもなると、嫌らしい話、大人の顔色を伺うことが出来ます。

新米保育士は中堅やベテラン保育士に比べて怒ることも少なく、「優しい先生」というイメージが付きやすいです。そのため、子どもたちがナメて話を聞かないということになるのです。だからと言って怒りすぎる保育士にはならないで下さい!

話を聞いてくれない時には

最初は信頼関係を気築くことが大切なので、距離を縮めることが重要です。話を聞いてくれない時には、話だけでなく、「視覚教材」なども活用しましょう。子どもたちは目に見える物には敏感です。「おっ!あの先生、なんか楽しそうな事やってるぞ!」と思わせたらもう勝ちです(笑)そうなると、子ども達からしたら「あの先生は楽しい事をしてくれるから話を聞こう!」という気持ちになります。

子どもが話を聞いてくれない時にやってはいけないこと

子どもが話を聞いてくれない時に新米保育士がやりがちな失敗は、話を聞かないからと言って頭ごなしに叱ったり、先輩のマネだと言って強く叱るという事です。確かに中堅やベテラン保育士はガツンと叱る事もありますが、あれは信頼関係があってのことで、その後のフォローなどもしっかりと行っています。同じ事を新米保育士がやっても、子どもたちには「恐怖」でしかないので、そこは気をつけましょう。


▼1年目に辞めたいと悩む保育士は多い。

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まとめ

新米保育士は壁が多くて、実際に大変です。しかしこの壁は自分だけでなく、「皆が通るべき道」なので、一つずつ丁寧に乗り越えて下さい。

わからないことは遠慮なく聞けるのも新米保育士の強みです。その強みを活かして、どんどん先輩保育士に悩みや相談を打ち明けましょう。私なんて今じゃ分からないことを聞いても「自分で調べなさい!」としか言われませんよ(笑)