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転職が決まらない保育士を救え!転職先が決まらない理由と対策

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保育士は離職率が高く、退職や転職を考えることの多い職種です。現在は「保育士不足」が社会問題にもなっているので、「保育士なら誰でも採用されんじゃね!?」と思われがちですが、そんなことはありません。

保育士は学歴よりも人間性がとても重要視される職種で、転職活動の仕方を間違えたり、しっかりとした心構えがなければ、いつまでたっても内定がもらえないということになります。

今回は、転職先が決まらない保育士を救うべく、転職先が決まる方法、最適なタイミングなどを紹介します。

転職先が決まらない保育士の特徴とは

昨今の保育事情は「売り手市場」なので、ほとんどの保育園が「保育士確保に尽力をつくす」といった状態です。よっぽどのことがない限り応募してくれた保育士を不採用にはしませんが、ある特徴が見られる人に限っては失敗しやすいです。

保育士転職を考えているがなかなか上手くいかない人の特徴を紹介します。

特徴その①:ネガティブな退職理由をそのまま伝える

保育士の転職の理由として多いのが「給与面」「仕事量の多さ」「人間関係」です。これが嫌で退職し、転職先の面接で「以前の職場を退職した理由は何ですか?」と聞かれた時に、「給料が安くて・・・」と、ストレートに気持ちを答えてしまうと、良い印象は与えられません。

自分ではネガティブに話してるつもりがなくても、面接官はネガティブに受け取ってるかも知れません。 

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対策は物事を肯定的に話す意識を

同業者であればある程度の給与事情なども知ってはいますが、この内容をどう肯定的に変換して伝えられるかを見ています。特に保育士は、子どもだけでなくその保護者との関わりも重要になります。

保護者に対して思ったことや気持ちをストレートに表現するだけでは、上手くいかないことも出てきます。こういった特徴が見られる人は、物事を肯定的に話す意識を持ちましょう。

特徴その②:志望動機が不透明

面接では「なぜこの保育園を志望したのか?」と必ず質問されます。そこで的確な返答ができないでいると、「この保育園のことを全く分かっていない」「本当はどこの保育園でも良いのでは?」という、マイナスなイメージを与えてしまいます。

やはり事前に転職先のことを調べ、「保育方針に共感した」「保育内容に魅力を感じた」という返答をすることで、本当にこの保育園で働きたいというアピールにもなります。 

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対策は計画性を持つこと

志望動機が不透明な人というのは計画性に欠ける傾向にあります。保育士の仕事に計画性は絶対に必要なスキルです。提出日に必要な書類を提出し、毎日の保育を事前に計画し、スムーズに行うというスキルが求められます。計画的に物事を進める意識を持ちましょう。

特徴その③:履歴書などの書類作成が雑

こちらは保育士以前に、どの企業においても上手くいかない人の特徴です。保育士は子どもと関わるだけでなく、外部に提出する書類を作成することもあります。こういった作業を丁寧に行えない人は良い印象を受けません。

対策は手書きの癖をつける

今では書類はパソコンで作成することが主流になっていますが、連絡帳などは毎日手書きで行うことが主流です。手書きで丁寧に書類を作成する癖をつけましょう。

特徴その④:退職後に転職活動を行う

在職中に転職活動を行うか、退職後に転職活動を行うかでも大きく変わってきます。退職してから転職活動を行う人には、失業保険が支給されたり、時間に融通が利いたりと、心に余裕が生まれてしまいます。

この心の余裕がとても厄介で、働かなくてもある程度の現金が失業保険として支給される、今までの仕事のプレッシャーなどからの解放、早起きをしなくても良いという状況は、確実に「サボり癖」を招きます。

ダラダラと転職活動を行い、気づけば失業保険も底を尽きる、焦って転職先を探しても見つからないという悪循環になりがちです。

対策は在職中に転職活動を行う

更に、同じ職歴、同じスキルの人材が転職活動を行った際、在職中に転職活動をした人と、退職後に転職活動をした人では、同じ人材でも「在職中に転職活動をした人」の方が、相手に与える印象としては断然良いです。

転職を考えるならよっぽどの事情がない限りは、在職中に転職活動を行うことをお勧めします。

退職前に転職先が決まる方法

転職活動は在職中に行い、在職中に内定を頂き、3月末に退職、4月からは新しい保育園で働く、というのが理想の転職活動の流れといえます。

保育士に特化した人材紹介会社を利用する

しかし、在職中の転職活動というのは時間に余裕がないことから難しいとされています。そこでおすすめなのが、保育士に特化した人材紹介会社を利用することです。人材紹介会社(転職エージェント)は、通常の求人サイトのように、希望勤務地、給与などから求人を探すサービスに加え、仕事探しのプロ(キャリアコンサルタント)が、求職者の希望する条件や、希望する働き方にマッチした保育園を探し、紹介するサービスも利用できます。

効率的に転職活動ができる

これだと在職中で忙しい人でもコンサルタントが希望に合った転職先を探してくれるので、効率的に転職活動が行えます。又、保育士に特化した人材紹介会社では、施設の雰囲気、園長や働く保育士の雰囲気といった、求人サイトやハローワークでは得られない内部情報も知ることができるのも魅力の一つです。

まとめ

転職先が見つからない人の特徴に当てはまる人は、保育士としての仕事にも影響をきたすと思われてしまいます。

しかしどれも「生まれつき」「どうやっても直せない」という内容の特徴ではありません。考え方や意識の持ち方一つでどれも改善ができるものなので、特徴に当てはまる人は一日でも早く意識改善を行いましょう。

在職中の転職活動は難しいと思われがちですが、そういった人達をサポートするサービスも実は充実しています。そういったサービスを上手く活用しながら転職活動を進め、長く保育士を続けられるように頑張ってください。

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